2010年9月7日火曜日

碧玉と九鬼水軍 その22 

中国遼寧省から出土している
戦国時代(紀元前403~221年)の銅戈ですが
はっきりとした三つ巴紋が見られます


同時代の遼寧省からは
このような青銅器も発見されていますが


これにも三つ巴紋が鋳込まれています




省略された図形ですが
これも三つ巴紋と言えそうです

巴紋を社紋にしている神社は
全国に多く存在しますが(参照
紹介したサイトでは
「巴紋は日本の武具の(とも)の形に
似ている・・云々」とありますが
どうもそれだけの理由ではなさそうです・・

2 件のコメント:

  1. 鞆は国字だったんですね。
    アーチェリーの時に左手首というよりひじの手首側の膨らんだところを守るためにつける道具ですね。
    不思議なことに時代が進むにつれて、鞆を使わなくなり、肉を入れて弦が当たらないようにするところが日本らしいと思います。
    ちょっと練習すればすぐにできるようになります。
    3枚矢羽根の外周部が少し捻ってあり、後ろから見ると巴紋に見えます。(右回りを甲型、左回りを乙形)
    竜の爪が高貴になるほど増えていき、皇帝の竜は爪が5本、庶民の目に触れるところは爪が3本。


    鞆形埴輪も気になりますね。
    受精後2週間目の胎児のようにも見えます。

    本当に不思議な形です。

    PS:鑑定会では是非天位をとってください。

          源 信正

    返信削除
  2. 矢羽根を後ろから見ると巴紋に見えるというのは
    興味深いですね・・

    まぐれで地位と人位はありますが
    天位はまぐれでは無理でしょうね・・

    返信削除