富士宮下文書では、日本列島に渡ってきた国狭槌尊
クニサツチノミコトをカラスが道案内をしたことや、富士山に辿りつくまで猿や鹿が協力をしたことも記されています。このことに関して、山梨県の富士山駅周辺には
八咫(やた)という字が付けられた山や地名があったのは富士宮下文書と何らかの関係があるのかもしれません。現在は見られませんが、矢田や谷田は現在でもあるようです。
国狭槌尊をカラスが道案内をした話は、古事記の神武東征譚に登場する八咫烏と同様ですし、猿が同様の働きをすることは、天孫降臨譚で猿田彦が邇邇芸尊ニニギノミコトを道案内する話と酷似しています。
その2のコメントで述べたように、鹿島曻説では、倭人興亡史や桓檀古記から判断すると、神武は扶余王仇台のことになるとしています(百済王仇首でもある)。
また、仇台(神武)は帯方(ソウル)の地に伯済(後の百済)を建て、海を渡って九州北部福岡県の糸島に伊都国建て、さらに熊本では多婆羅国を建てています。
初代扶余は高句麗を建国した人物ですから、古事記や日本書紀の記述は朝鮮半島の出来事だった可能性も考えられます。ということは富士宮下文書も朝鮮半島での出来事であった可能性がでてくることになります・・
日本書紀は中国や朝鮮半島の歴史の借史であるという説もあるくらいですが、そのことをカラスや猿の道案内の説話が裏付けているのでしょうか・・
因みに、古事記に記されている因幡の白兎譚でのワニ騙しの話のルーツはマレー半島にあるとされています。
朝鮮ドラマ チュモン を見たせいか、何となく納得しそうな気分になってしまいそうで、ドラマの影響を怖く思います。
返信削除高麗人種のDNAは南部朝鮮とは異なるようです。
前にも出た男子に現れる Y2+ では日本と朝鮮は異なるので、DNA としては人種は別と言えます。
最大の仁徳天皇陵の中に謎を解くものがあるような気がしてなりません。
調査が入らないかな~。
埼玉県の稲荷山古墳から出土している鉄剣の象嵌文字の「獲」という字の字体が、同時代の新羅や中国東魏の墓誌に同様のものがあるという指摘もあります。ということは高句麗も経由しているはずですね・・
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