昔の職人さんによって使い込まれた
古い会津鉋、重利銘・二寸(身幅7.8cm)を手に入れました
一枚刃鉋として使われていました
かなり深い錆のようですが
何とか裏出しも行え、錆も除去できました
ギリギリ鋼も残すことが出来ました
鋼は玉鋼と思われます
研ぎ上がりに問題はありません(刃先の拡大画像)
桑材を削ってみました(YouTube動画UPしました)
削り肌も問題なく
永切れも期待できそうです
こちらには一枚刃鉋は他に何丁もあるので
二枚刃鉋として使っていきたいと思います
ということなので、押金を手に入れ
短くなった身に合うように
押金も短くカットしました
これで何とかバランスも整いました
押金の刃先を仕上げた状態
現状の一枚刃の刃口から
これから木端返しを二枚刃用に修正していきます
刃口用のノミを使って
このように修正しました
押金の位置に墨付をし
穴を開け、釘で作った押さえ棒を差し込みました
これで出来上がりです
刃口がやや広いですが何とか使えるでしょう
試し削り