2016年10月24日月曜日

ニス塗り状況 そして19世紀ギターの修復状況

製作中の2台の特注ギター
ニス塗り、だいぶ進みました


私は自分が作る楽器の艶は
クワガタムシを理想としているのですが
これがかなり難しい・・
車のようにツルツル・ピカピカではないので
コンパウンドなどで磨き上げてしまうとダメなのですね
微妙な「ザラつき」とピカピカではない艶
そういうことなので、私の楽器は
とくに横板や裏板は木の質感を生かし
ツルツル・ピカピカではない艶を出しています

明日、フレットを打ち込む予定


こちらは修復中の19世紀ギター
裏板を外しました

これまでに、かなりの修理が加えられています

余分なものは除去

こういった時に
生反り小刀など、特殊な形状の刃物が役に立つ







こちらは、昨日の様子です

近所の「篠山サロン」で行われた
雨田デュオ(チェロ&ピアノ)のコンサートに足を運びました

ホトトギスの花



ほんのチョット紅葉・・

素晴しい演奏会でした
演奏もさることながら、チェロの雨田一孝氏の
ヴァイオリンに対する異常なほどの対抗意識を
おもしろ・おかしく織り交ぜての「しゃべり」も大いに受けてました

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