2017年6月24日土曜日

19世紀ギターのフレット位置修正

19世紀ギターの名器
音が合いにくいということなので
フレッティングを修正していきます

一旦フレットを抜いて



溝に黒檀の小片を埋め込む

全体に埋め込んだところ

その後、新たにフレット溝を切っていく


そして板フレットを打ち込む

打ち込んだ後
改造したヤスリでフレットを平に削っているところ


フレット面が仕上がったら
フレットの頭を丸く加工していく

このヤスリも自分で改造したもの



板フレットの仕上げ方は
HPでも紹介しています

フレットの頭を丸めたら
600番のサンドペーパーで
ヤスリの傷を消していく


そしてスチールウール000で仕上げ



レモンオイルを塗って仕上がり

最後にナットの弦高

そしてブリッジの弦高を再調整し

出来上がり

音のチェックを行う

A:430で全弦、全フレットをチェック
ほぼ狙い通りの結果を得ることができました

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