2020年6月2日火曜日

古い鎌の補修 そして鑿研ぎ

 草刈りに使っている
古い長鎌の首が
折れてしまったので

補修

出来上がり

砥石の整理をしていたら
昔の剃刀仕上げ用
丸砥石が出てきた
電動研ぎ機で使われて
いたものと思われます
すっかり忘れていたが
久しぶりに使ってみた
かなり硬く、やや
パサついた砥当たり
砥汁はほとんど出ないが
確実に研げている
ふだんはこのような
カチカチの仕上げ砥石は
使わないが、たまに
使うとおもしろい
動画UPしました



動画以外で使った砥石
左から、人造砥石「研承」
1000番 硬口→
三河名倉砥・アツ→
三河名倉砥・ボタン→
仕上砥石・梅ヶ畑
中世中山産天井巣板→
梅ヶ畑奥殿産白巣板→
梅ヶ畑大突産と
思われる丸砥石




鑿を収めた道具箱

こちらは彫刻刀



4 件のコメント:

  1. はじめまして!ブログの更新楽しみにしています。

    天然砥石にかなりお詳しいようですが、巣板はどこを見れば
    判別できるのでしょうか?

    巣の層という断面の画像を見たことがあるのですが、巣なしだと
    見分けがつかないのですか?

    表面に小さい穴が開いてるのでしょうか?

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  2. コメントありがとうございます。
    巣板はやはり側に特徴がよく出ていますので
    巣なしでも側は粗い印象を受けます。
    緻密な巣無しの黄色巣板の中には
    戸前と見分けが付かないものもありますが
    巣板は粗めの石英が多く含まれていて
    また、生成時にガスが抜けたところがあるので
    表面がパサッとした感じがあり、慣れてくると
    見分けが付くようになります。
    それから、巣板は濃い色物はなく、
    白っぽいものから灰色~卵色のものがほとんどです。

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  3. 教えて頂きありがとうございました。

    これからも更新楽しみにしています。

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  4. こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。

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