2024年1月6日土曜日

板フレット加工 そして琴軋 アイロン

 

アイロンが人の顔に見えたので
つい・・

こちらは修復中の
18世紀マンドリン
板フレットの頭を丸める際
響板に傷を付けないための
カバーとして0.05mm厚の
隙間ゲージを使ってみた
なかなか具合がよい



これは和琴wagonを弾くための撥で
琴軋kotosakiと呼ぶらしい
素材はベッコウと思われる

このように使われている

これは18世紀マンドリンの
プレクトラム(ピック)
文中のquillは鳥の羽のことで
ダチョウの羽、カラスの羽
鶏の羽が推奨されています
チェンバロの爪のように
元々はこれらが使われ
その後木の皮やベッコウ
などが使われるように
なったものと思われます

以前紹介した修復を終えた
18世紀マンドリンと
ベッコウの破片で試作したピック

因みに、古代ギリシャの
キタラという楽器も
撥で弾かれていたらしく





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