ギター製作家の視点
撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
2009年10月29日木曜日
「古代の製鉄」続き その4
›
古代の日本(弥生時代から古墳時代)に 製鉄技術をもたらしたとされる代表的集団に、 サルタヒコ 集団と アメノヒボコ 集団がありますが、 時代はサルタヒコの方が古いということは 日本書紀の記述からも推察できます。 また、もたらされた製鉄技術も違ったものとされています...
2009年10月25日日曜日
砥石の不思議
›
先日、久しぶりに京都大平産の仕上げ砥石(戸前 黄板)を 使ってみて、その反応の すばらしさと研磨力の強さに 驚いたのですが、この砥石 はハイス全鋼の刃には これまで反応が悪かったのです これまでは、ハイスや特殊鋼など、強靭な刃も 中研ぎにはシャプト...
2 件のコメント:
2009年10月24日土曜日
会下山遺跡
›
今朝の新聞に、兵庫県芦屋市の 会下山 (えげのやま) 遺跡 で弥生時代の金属器を生産したと思われる痕跡が見つかったという記事がありました。実はこの遺跡の北1kmほどの所には、ナマズ石があるのです( 地図参照 )。 ナマズ石については、以前HPの随想で述べたことがありますが( 参...
2009年10月23日金曜日
「古代の製鉄」続き その3
›
弥生時代から古墳時代にかけて、日本 (とくに西日本) には いくつかの王国があったとされています。兵庫県北部の 丹波王国、山陰を中心とした出雲王国 (島根県)、 吉備王国 (広島県と岡山県の一部) 、そして九州大分県国東半島の付け根に位置する宇佐王国。これらの王国に共通しているこ...
切れ味
›
これは、これまで使ってきたハイス全鋼の小刀です 主に硬い黒檀(エボニー・本黒檀)を加工するときに 使っているものです ブリッジの成型途中の画像ですが 削り痕を見てください こちらは、大原氏が鍛えた小刀です 上の画像と同じものを削...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示