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2024年5月4日土曜日

ギタリスト中川亨氏 工房の様子 

 



工房に寄って下さいました
若い頃、スペインとフランスに
留学されていて
その時の思い出話は
たいへん興味深かった

こちらは工房の様子
製作中の19世紀ギター
フレットを打ち込む準備

NAKAYAの替刃式鋸
組子用


この特殊鑿nomiは
ヤスリを焼き戻して自作したもの

ヤスリの跡が残っている

修復中の18世紀マンドリン
指板加工中


指板装飾の欠落パーツを
白蝶貝で作っているところ



ヤスリで整えて出来上がり

中央はオリジナル

このように象嵌する

2024年4月29日月曜日

改造縦挽き鋸と改造特殊小刀


18世紀マンドリンの修復
使っている小刀は
古い会津製の特殊鉋の刃で
作ったもの


刃の先端を反り上げている

銘は重春

こちらは
古い両刃鋸の横挽き刃部分を
画像のようにカットして作った

縦挽き専用鋸

ウォルナット材を縦引き





こちらは一尺窓鋸で
楠材を挽いているところ


窓鋸は縦挽きでも威力を
発揮してくれる

窓鋸独特の挽き屑




このように接着
次に製作する18世紀マンドリンの
内型を作る

2024年4月23日火曜日

19世紀ギターブリッジ作り



製作中の19世紀ギター
初期ミルクール•タイプの
ブリッジを作る黒檀の選別

今回の楽器は弦に
細めのフロロカーボンを使う
という要望なので
ブリッジの黒檀は
やや軽めで反応が鈍いものを選別


こちらはブリッジ両側の装飾
ムスタッシュ




ブリッジ出来上がり
両側のムスタッシュは
膠(ニカワ)焼付け接着

2024年4月18日木曜日

琵琶行再現動画 そして豆平鉋刃口真鍮

 

以前紹介した中国の叙事詩
琵琶行biwakohが映像化
されいるのを発見
正倉院所蔵のものと同様の
楽器と撥が使われていて

トレモロまでなされている


こちらは工房の様子
ハイス全鋼豆平鉋の刃口が
乱れてきたので
真鍮板を埋めることにした


瞬間接着剤で接着



出来上がり

製作中の19世紀ギターの
黒檀バインディング削り