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2025年10月17日金曜日

バロックマンドリン製作準備


こちらは製作中の19世紀ギター
特注ラコートタイプ
レッドギター
フレット位置を印しているところ
弦長640mm
使うフレットは
厚み1mmの真鍮板

畔挽鋸で溝切り


次に製作するバロックマンドリン
について調査中。
を参考に製作するのだが
指板は黒っぽいので黒檀かなと
思ったが、よく観察すると
濃い縦の筋が確認できる。
黒檀にはこのようなものは
見られないので、いろいろ
調べていたら、ストラディヴァリ
1680年作の5コースマンドリンに
同様の指板が使われていて
これには指板材はbog oak
(埋もれ木、日本では神代楢とも
呼ばれている)と説明されていた。これで納得。
ネックはポプラ材でヘッドは
ペアウッド(梨材)とも説明されて
いて、画像でも繋ぎ目が
確認できる。1706〜20年製の
ものはヘッドはメープル材で
ネックはポプラ材のように
見えるが、繋ぎ目がないようにも
見える。ヘッドはペグが
差し込まれ、調弦で
酷使されるので、柔らかな
ポプラ材ではもたないと思うので
やはりメープル材が
ふさわしいと思う。
あるいは全体を栃材にするとか・・

ストラディヴァリ作1706〜20年製
4コースマンドリン

指板に濃い色の筋が確認できる

ネックとヘッドは
一体のように見える


こちらは
1680年製5コースマンドリン
ペグ材は red-brown hardwood 
と説明されていて、これは
おそらくイタリア製の
18世紀マンドリンや19世紀ギター
のペグに使われている
ジュジュベウッドと思われる。

この指板も同様に
濃い筋が確認できる

説明では指板はbog oak
と書かれている
ボグオークは直訳すると
埋もれ楢となり
日本では神代楢とも呼ばれている

神代楢

1680年製は
ネックとヘッドの繋ぎ目が
確認できる


2025年9月2日火曜日

19世紀ギター製作 ネックを接着

 

製作中の19世紀ギター
特注ラコートタイプ
弦長640mm
ネックを接着




ウェブ上から拝借した画像
爆発直後の超新星らしい

その画像を
グーグルフォトで
ポップ処理をしたら
このようにクッキリ
見えるようになった

さらに処理を重ねた状態

もう一度やってみた

これはスライスされた
サンダーエッグに
光を透過させたもの
何だか上の画像に似ている


そして親戚からの
野菜通信


2025年8月27日水曜日

ラコートタイプ、ヒール部の加工

先般手に入れた
八寸(刃渡り24cm)窓鋸
刃の元部分が厚く
挽きにくいので
グラインダーで薄くした


これで引っ掛かりがなく
スムーズに挽けるようになった



窓鋸は挽き跡が滑らか

19世紀ギター
特注ラコートタイプの
ヒール部の加工で使う






2025年8月20日水曜日

ラコートタイプ ネックとヘッドを繋ぐ

19世紀ギター
特注ラコートタイプ
ネックとヘッドの
Vジョイント加工



ヘッドを所定の長さと
角度にカットする




接着面を整える

古い会津鉋重道一枚刃

ネック加工




ヘッドのVジョイント加工

畔挽鋸




仮納め完了