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2026年7月28日火曜日

次の製作に取りかかる そして茅の輪

葛飾北斎が描いた江戸時代の茅の輪

工房の様子
これから製作する特注19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプ
裏板のメープル



このように接着する

こちらはファド伴奏用ギターの裏板
インドローレル

こちらは18世紀マンドリンのヘッド

窓鋸でカット


ネックを所定の長さと角度にカット

そしてネックとヘッドを接着

2026年7月24日金曜日

内行花文鏡 そしてプラセンチセラス

これは手許にあるレプリカ銅鏡
内行花文鏡と呼ばれるもので
時代は中国後漢時代
1世紀〜3世紀
中国では連弧文鏡と呼ばれている

これは奈良県にある
行燈山andon-yam古墳から
出土している銅板の拓本
内行花文鏡に似ている
直径は約43cm
作られた時代は4世紀頃とされている
上に紹介したレプリカは
花弁が八枚だが、これは六枚

福岡県の平原遺跡遺跡から
出土している内行花文鏡
4世紀頃作られたとされる仿製鏡
直径は約46cmあり
上の拓本とほほ同じ大きさだが
花弁は八枚

内行花文鏡の花弁は
四枚のものや

五枚のもの

そして六枚

七枚のもの

最初に紹介した八枚のもの

九枚

これは十二枚

そしてこれは十四枚ある

これは外周に十六枚

Google-geminiが
描いてくれた十枚花弁

アンモナイト化石
プラセンチセラス
直径約3cm

厚みが薄く
縁が刃物のように鋭い

Google-geminiが描いてくれた
生体の想像図

これはプラセンチセラスのフィギュアと
直径15ほどの大きめのプラセンチセラス
この大きさになると
縁の厚みは1.5mmほどある

アメシストウサギと合体

右はロシア産の黄鉄鉱化した
アンモナイト化石群
これも薄めだが
プラセンチセラスほどではない

2026年6月23日火曜日

大鏡の角盥、そして半挿・楾

昭和29年(1954年)に出版された
「大鏡」の注釈書に目を通していたら、
以前紹介した角盥tsuno-taraiと
楾hanzo(半挿)のことがチラと
説明されているところがあった。
時代は平安時代初期〜中期頃。
時の権力者藤原時平の次男、
顕忠のことが書かれたところ。
解説では角盥の図に対して
半挿盥と説明され、角盥とは書かれていない。





角盥

楾hanzo(半挿)

角盥と楾使っているところ

因みにこれは時代はやや下るが
平安時代末から鎌倉時代に描かれた
とされる農家の土間の様子
鼠と思われるものが
二匹描かれているのがおもしろい

2026年6月21日日曜日

寺社彫物師 上成松長兵衛

 

兵庫県丹波市氷上町にある
氷上郷土史研究会発行の「冰上」が届いた。
今回注文したのは江戸時代初期の
寺社彫物師の上成松・長兵衛のことが
特集されているからで、
以前紹介した当地の
寺社彫物師集団である中井権次一統
との比較はたいへん興味深かった。
その比較の一つに、
彫られた獅子や木鼻の爪の違いがあり、
なるほど、と納得させられた。

上成松・長兵衛が彫った獅子。
足の爪に注目すると

人間の爪のような形状に
彫られている

この獅子も同様

こちらは中井権次一統により
彫られた獅子

爪が猫科の動物のように
彫られている

中井権次一統により
彫られた木鼻

爪は猫科のような形状

上成松・長兵衛が彫った木鼻

獅子同様人間の爪のような形状

当地にある棚原天満宮本殿建立のときの記録
建立の際の最初の儀式、
元禄五年(1692年)に行われた
釿初(釿始め)のときに大工や彫物師に
支払われた報酬。
彫物師のことを雕物屋と
記載されているのも興味深い。

こちらは棟上げの際に支払われた報酬