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2025年7月27日日曜日

特注ラコート横板曲げ


19世紀ギター
特注ラコートタイプ
横板を曲げる


八寸窓鋸で
クラシックギターの
ネック加工



猫に数珠


仏手にメノウ

2025年7月22日火曜日

ラコート製作 そして会津刃物 

製作中の19世紀ギター
特注ラコートタイプ
サウンドホール縁飾り

響板と裏板

力木を接着したところ


そして横板を挽き出す



新たに手に入れた
古い会津刃物
重利と重明銘の鑿

重利銘の外丸ノミ
幅10mmの半丸




重利明の十能鑿風浅外丸ノミ
刃幅50mm





会津刃物の銘は二つの流派があり
重の字の切り方で区別されている
この二丁の鑿の銘の
重の字は下の部分が
里になっているので里重と呼ばれ
藤井重正系

参考までに、この重道鉋の
銘の重は文字どおり
中央の縦線が上から下まで通っているので
通し重と呼ばれ、若林重房系とされている

2025年7月19日土曜日

ポルトガルギター製作、フレット打ち込み

 



左は以前紹介した
縦挽き、横挽き可能な窓鋸
右は従来の縦挽き鋸
スプルース力木材で
挽き比べをやってみた

従来の縦挽き鋸

挽きは窓鋸に比べると
やや重いがその分速い

窓鋸は滑らかな挽きだが
やや時間がかかる

適材適所ということですね

先日大阪に行ったとき
四天王寺の上空に
龍のような雲

これは以前紹介した
工房上空の雲
大蛇と龍の戦い
倶利伽羅龍のようでもある

倶利伽羅図


2025年7月15日火曜日

森平人造砥石試し研ぎ


刃物と砥石の専門店
販売されている
人造砥石(1000番)を入手

早速試し研ぎ

動画撮影後
荒研ぎからやってみました
これはシャプトン刃の黒幕
320番で研いだ状態

そして森平の火1000番
硬めなのでノミ研ぎに
向いているかもしれません

仕上げ研ぎは
動画と同じ新田産白巣板
粒度はやや荒め


このような特殊小刀研ぎにも
使えそうです

堅い黒檀材でも
このように繊細に
削ることができる


ガラスの勾玉を
持たせてみた


こちらは
紅山文化出土品のレプリカ
よくぞ作ってくれた


2025年7月12日土曜日

窓鋸の柄を取り換え そして鉋の刻印

 

白木の柄は手に馴染まないので
右の全籐巻きに
取り換えることにした

鋸身を抜いたところ

取り換え完了

鉋に打たれた刻印

右下の篆字が判然としない

文字検索アプリで
調べてみたら
風という感じがする

ということは
楽風司作
ということになりそう

工房裏の様子
ポポーの木に来客
ハグロトンボ

ハナムグリ

アマガエル

蜘蛛の巣

実はだいぶ大きくなった