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2024年3月28日木曜日

古い玉鋼鉋を入手 仕事で使う

 

古い鉋を手に入れた
銘は消えているが
花押kaohは残っている
鋼haganeにグラインダーをかけた
火花は炭素鋼系で
おそらく玉鋼と思われる

似ている気もする
頭も同様の綿帽子

削り幅およそ4cmの寸三鉋

身の馴染がかなり
透かれているのは
古い鉋によく見られる

厚みも薄く

頭の厚いところで8.5mmほど

刃先部分は約6mm

刃角度はかなり低いので
刃先から1.5mmほどを
約28度で研ぎ上げた

新しい台に挿げ

押金(裏金)を付け
二枚刃鉋として仕立てた


さっそく仕事で使ってみた
粘りのある桑材も軽快に削れ

削り肌も問題なし


動画撮影後の刃先
ほとんど変化なし

琵琶の鹿頸shishikubiは
平鉋では無理だったので

反り鉋とスクレーパーで仕上げた

2024年3月26日火曜日

19世紀ギター製作 そして端材でペンギンオブジェ 

 

19世紀ギターのネックを
所定の長さと角度に
導突 窓鋸でカット 動画ご覧下さい
挽き動画はこちら(ラコート・タイプ)








挽き落としを二つ接着してみた

カットした状態
これを使って

ペンギン 端材オブジェ


接着面を整える


そしてヒール部分を作っていく



古い会津刃物
下駄屋鑿nomiを荒彫りで使う


2024年3月25日月曜日

使い込まれた鉋


窓鋸で桑材を製材




挽き面には

ヒョットコが・・

リサイクルショップで手に入れた
使い込まれた古い鉋


梅ヶ畑菖蒲産蓮華巣板で
研ぎ上げた状態

鋼haganeにグラインダーをかけると
ほとんど火花は飛ばず
研ぎ上げた感じは
青紙スーパーのような
印象を受ける

台を修正

刃口が広かったので

ここも補修

さっそく仕事で使ってみる

柔らかい桂材は
軽快に削ることができ
削り肌も問題なし

そして粘りのある桑材


深い逆目も止まっている

四絃から五絃に改造中の
筑前琵琶の覆手fukuju:bridge
出来上がり

余分を削っていく


際kiwaは会津下駄屋鑿nomi