2026年10月21日水曜日

アイレット素材 そして落書き


工房の様子
ニス塗り中の19世紀ギター
特注ラプレヴォット タイプ
弦長620mm
そして修復のヴィンテージマンドリン

先日紹介した
アンドリュー ワイエスの絵
この岩を亀の甲羅に見立て
頭部と足を落書きしてほしい
とGoogle Geminiさんに頼んだら

こんなのを描いてくれた
リアルすぎるし、背景も違っているので
再度、落書き風に描いてほしい
と頼んだら

こうなりました
だいぶ違うなぁ・・

ということで
自分で落書きした

こちらは虫歯のミカン

以前紹介したハープのアイレットを
硬質プラスチックで試すことになり
いろいろ取り寄せてみた

上から、象牙
PVC(塩化ビニール)
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)
POM(ポリアセタール)
それぞれの音の感じを

他には牛乳から作られた
ラクト(ミルクカゼイン)

そして人造象牙
エルフォリン elforyn

2026年10月19日月曜日

アンドリュー•ワイエス そしてウィーンタイプ

久しぶりの大阪
あべのハルカス美術館で
アンドリュー ワイエス展を鑑賞

最も気に入った作品
フリント(火打石)

木製品を描く画家の目に
興味が湧く


時代を経た木材の質感

工房の様子
これから製作する19世紀ギター
特注ウィーンタイプの原寸図
弦長630mm



型枠作り



Spokeshave (南京鉋)



ターンバックルを装着して
出来上がり


2026年10月16日金曜日

銅鏡と有翼女神と迦陵頻迦


三角縁神獣鏡には翼のある人物が
鋳込まれているものがあり、
一般的には西王母seioboとされる
場合が多いが、考古学者の原田大六氏は
これを倭迹迹日百襲姫
yamatototohimosohimeではないか、
としていて、たいへん興味深い。
倭迹迹日百襲姫は第7代孝霊天皇皇女
ともされていて、大物主神
oomononushinokami(奈良県三輪山の神)
との神婚譚や箸墓古墳(奈良県桜井市)伝承
で知られる巫女的な女性なので、
古事記•日本書紀からは消されている
卑弥呼himikoではないか、ともされている。
翼のある女神は有翼女神とも呼ばれ、
西洋では古代ギリシャ出土の
サモトラケのミケがよく知られている。
正倉院宝物の琵琶には背面に迦陵頻迦
karyobingaが象嵌装飾されているもの
があり、これも有翼女神の一種と思われる。

愛知県犬山市の​東之宮古墳から
出土している三角縁神獣鏡

左は東王父touohfu
右は西王母seiohbo
とされている

西王母には翼があり
迦陵頻迦とも言える

迦陵頻迦


国宝、中尊寺の金銅華鬘に
見られる迦陵頻迦

阿弥陀経和訓図会(1864年刊)の挿絵
極楽浄土の迦陵頻伽と共命鳥

阿弥陀経変相に描かれている迦陵頻伽


古代ギリシャ出土の
サモトラケのニケ
実際は頭部がないが
こちらで適当に頭部を付けたもの

正倉院宝物の琵琶の背面

貝象嵌された迦陵頻迦
親戚のおばちゃんのような顔に
親しみがもてる

2026年10月14日水曜日

次の製作に取りかかる


これから製作する製作する
19世紀ギター特注Kiyondタイプ
弦長640mmの裏板
40年以上寝かせたオバンコール材

響板はハーゼ(ベアクロー)入りの
ドイツスプルース
これも40年以上寝かせたもの

こちらは修復中の
ヴィンテージマンドリン


釘が・・
抜くのを忘れたのか
鋸の刃がやられてしまった



2026年10月9日金曜日