2025年4月30日水曜日

改造底取り鉋を仕事で使う


古い底取り鉋を入手
主に片手で使うので
できるだけ軽くしていく
この画像は台の高さを
低くくしているところ


台を低くしたが
まだまだ重いので



鉋身と押え金を短くカット
することにした


台の長さも短くカット

これで片手で使える重さになった

刃口を狭くして

出来上がり
この動画のように
幅の狭い板や角棒の
頭をカマボコ形に削る際に使う

2025年4月28日月曜日

平家とペルシャ そしてゴジラ

平家物語の平氏は謎の民と
されているが
ペルシャ系だったのではないか
という説もある
平清盛の全盛期、安芸守akinokamiになって後
厳島神社の改修などを
行っていて、後に平家納経を
納めたりもしている
その厳島神社の狛犬や収蔵物には
西アジア、シュメールの影響が
濃いものが見られるので
平家はペルシャ系人種だった
可能性はあるように思う

厳島神社収蔵の狛犬


シュメールのスメラ山脈出土の
獅子

イラン(古代シュメール)
ハルマル出土の獅子
獅子と狛犬について述べた頁

厳島神社収蔵の打楽器
右は奚婁(けいろう)
左は振鼓(ふりつづみ)で
デンデン太鼓のようなもの


おなじみのゴジラ

背中に水晶を付けてみた





2025年4月27日日曜日

竜巻オブジェ そしてニス塗り

モルタルの残りを
放っておいたら
不思議なものに・・

石の目玉を付けて

竜巻オブジェの顔に


工房の様子
製作中の19世紀ギター
ラプレヴォットタイプ
ニス塗り

四絃を五絃に改造する
筑前琵琶の部品を製材

chatGDPによる
モランディ風水晶

これも

元の画像

モランディの静物画


2025年4月25日金曜日

マンドリン修復

修復中の
ヴィンテージマンドリンの部品

木工旋盤加工の様子


古い三味線の糸巻きを利用

出来上がり


こちらは新調した追入れ鑿
刃幅9mm銘は弘正


指板の縁飾り

2025年4月23日水曜日

グールドと田能村竹田


権守ひかる さんの作品
「東京の空」

モルタルの使い残しを
放っておいたら固まって
凝灰岩

川擦れのアンモナイト化石と
合体



田能村竹田とグレン•グールドの
著書を交互に読んでみると
いろいろと興味深い
グールドは1932年生まれの
ピアニストで
竹田chikudenは
1777年生まれの文人画家
どちらも芸術の本質について
述べられている
例を挙げると、グールドが
R シュトラウスについて
語っているところの一部
「わたしにとってリヒャルト•シュトラウスはわれわれの時代の音楽の偉人という以上の存在に思える。美的倫理上、今日のもっとも重大なジレンマの中心人物である。このジレンマとは、全時代にわたる歴史をきれいに要約したなかに、自分自身を導く芸術的運命が与える推測しがたい力をあてはめようとするときに起こってくる、あの絶望的な混乱である。かれは伝統的見解をとりまとめるのに都合のよい合流点以上の存在だ。歴史的展開の過程というものを一切拒む、数少ない、力強い人物の一人をわれわれはかれに見る。原文英語、野水瑞穂訳」

田能村竹田の序文の一部「書画の芸術にたずさわる者は、胸中に完成した芸術的境地をもち、古人の精神をとらえながら、しかも古人の外形にとらわれず、古人に似てはいるがまねではなく、古人の法に合わないようでいて合っており、その配置や結構が全く自分自身の精神から出るようになれば、書画の霊妙な気韻が生き生きと流動して、永久に尽きることがない。(原文は漢文、竹谷長二郎訳)」