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2020年9月24日木曜日

岩佐又兵衛作堀江物語絵巻 木工道具

使い込んで刃口が
広くなってしまった
豆鉋を補修
今回は煮亜麻仁油に
漬け込んだ牛骨を
試してみました




こちらは江戸時代初期の画家
岩佐又兵衛が描いた
「堀江物語絵巻」の残欠本が
平成六年(1994年)長野県の
長国寺で発見されその4年後
図録が出版された
その中から建築現場の様子を
紹介しておきます
この図は、建築現場で
製材を行っている様子

鋸(木の葉形鋸)の
目立てでしょうか


このお方は左利き

弟子と思われる童も
頑張っています

大胆な鋸挽き

大きな構造材を持ち上げる

鉇(ヤリガンナ)を
使っているところ

鍛冶仕事も現場で

2016年9月15日木曜日

職人絵 第三弾! 塗り絵遊び



一番Tsugai
医師と

陰陽師 鼻が高いので茶髪に!
陰陽師は一般的に「おんみょうじ」と
呼ばれているが、巻物の目次には「いんようし」 
とルビが振られている


二番
砥師(色付け前)と

色付け後

鍛冶師
鍛冶師は火を使うので緋色Hiiroに
時代考証はなし(以下も同じ)


三番
番匠Bansyou(大工)と

鋳物師Imoji


四番
右は巫Miko、左は博打Hakuuchi 


五番
海人Amaと

売人Akihito
巻物の目次には賣人と書いて
「あきひと」とルビが振られています 


歌合Uta Awaseの判者は経師Kyou-shi

この絵巻は鎌倉時代初め頃(13世紀初頭)の
様子を描いたものとされ、原画は室町時代初期
14世紀中頃に描かれたものとされていて
職人絵の中では最も古い部類に入る
手許にあるのはその複製で大正時代に出版されたもの

2016年9月14日水曜日

職人絵尽  第二弾

明治頃の大工作業の様子

砥石を扱う業者、砥屋

刀砥師


鍛冶師


硯師Suzuri-shi

木挽師

琴師
当時、楽器を作る職人は琴師と呼ばれていて
他に琵琶や三味線も作っていたと説明されています

こちらも琴師

轆轤師Rokuro-shi
メガネと不精髭が印象的・・
眼鏡のレンズには、この頃は
水晶も使われていたようです

籠師Kago-shi

ここにも猫の検査官が・・


龍骨車は水車のことですね

鋤・鍬柄師(左)と臼師

簇師Shiishi-shi
簇(しいし)は織物を染めたりする際に
両端に刺して幅を整えるために使う竹の串

篗師Waku-shi
篗(わく)は糸篗、繰り篗とも言い
機織Hataoriのときに綛(かせ)糸を繰りかえす際に
その糸を巻き取るために使う道具

弓師 

賽師Sai-shi
賽はサイコロのことです

東北院職人歌合Uta-awaseから

刀砥師KatanaTogi-shi

 砥石を挽いているところ
手挽きの跡が残っている砥石は
今でも時折目にしますが
たいへんな作業だったものと想像されます
参照:砥石を切る 

砥石を馬で運んでいますが
こちらのHPで紹介している
「日本山海名産図会」でも、砥石山から
切り出した砥石は馬で運ぶ、と説明されています

日本山海名産図会から
砥石山の図