
先日製作した角盥

そして注ぎ口を付けた楾hanzo
これらを作る際に
参考にした資料の一部を紹介
雄山閣から出版されている
木工の考古学
轆轤rokuroは弥生時代から
使われていたようだが
現物は確認されておらず
轆轤で作られたとされる木製品は
状況証拠として確認できる
しかしながら
研究者の意見は分かれているようだ
奈良県の弥生時代の遺跡
唐古遺跡から出土している木工品
右のものは刳り加工と思われるが
左側の2点は轆轤による加工と思われる
これは上の画像のものと
同様のものか・・
轆轤は描かれているものとしては
14世紀のものが最古とされているようで
弥生時代のものも
それほど違わなかったものと思われる
加工されたものは古墳時代のものと
奈良時代のものに
口径46cmのものがあるのには
驚かされる
古代西アジアの轆轤
西洋にはこのようなものも
あったようだ
室町時代頃の轆轤師の職人絵
出来上がった角盥と楾hanzoが
セットにされている
これは蒔絵師が角盥に
黒漆を塗っているところ
角盥と楾を使っているところ
太平記本性房振力図
絵は岩佐又兵衛
岩を三葉虫化石に変えてみた
鎌倉時代末、14世紀に
描かれたとされる
荏柄egara天神縁起絵巻の番匠
同じく鎌倉時代末に描かれたと
される松崎天神縁起絵巻の番匠
江戸時代初期17世紀頃に描かれた
「川越三芳野天神縁起絵巻」の番匠
鎌倉時代末、14世紀に描かれた
春日権現験記絵巻の番匠
岩佐又兵衛画
こちらは
メノウで作られた石器
匜という器
読み方は「はそう」「はぞう」「はんぞう」
と様々で、音読みは「い」
胴に小さな丸い穴が開けられている
須恵器が多く出土していて
用途はいろいろ説明されているが
古代史にも造詣が深かった
小説家の松本清張氏は「笛壺」という
短編で登場人物に
この穴に竹を差し込んで
酒を飲んだのではないかと
想像させている
須恵器の匜
平安時代の匜
こちらは絵巻に描かれている番匠
喜多院職人尽絵
岩佐又兵衛作
鎌倉時代に描かれたとされる
荏柄egara天神絵巻
平安時代の挟軾
kyoshoku
出来上がりました
こちらは江戸時代初期に
描かれた職人絵
番匠(現在の大工)
台鉋も描かれている
右端は罫引(ケビキ)で
左は鑿(ノミ)だろうか
こちらも江戸時代初期に
描かれた職人絵、鍛冶師
絵師は岩佐又兵衛
岩佐又兵衛の息子
勝重が描いたもの
そして岩佐又兵衛が描いた琵琶
柱 ji が三つしかない・・
かなり適当ですね