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2025年7月22日火曜日

ラコート製作 そして会津刃物 

製作中の19世紀ギター
特注ラコートタイプ
サウンドホール縁飾り

響板と裏板

力木を接着したところ


そして横板を挽き出す



新たに手に入れた
古い会津刃物
重利と重明銘の鑿

重利銘の外丸ノミ
幅10mmの半丸




重利明の十能鑿風浅外丸ノミ
刃幅50mm





会津刃物の銘は二つの流派があり
重の字の切り方で区別されている
この二丁の鑿の銘の
重の字は下の部分が
里になっているので里重と呼ばれ
藤井重正系

参考までに、この重道鉋の
銘の重は文字どおり
中央の縦線が上から下まで通っているので
通し重と呼ばれ、若林重房系とされている

2025年7月19日土曜日

ポルトガルギター製作、フレット打ち込み

 



左は以前紹介した
縦挽き、横挽き可能な窓鋸
右は従来の縦挽き鋸
スプルース力木材で
挽き比べをやってみた

従来の縦挽き鋸

挽きは窓鋸に比べると
やや重いがその分速い

窓鋸は滑らかな挽きだが
やや時間がかかる

適材適所ということですね

先日大阪に行ったとき
四天王寺の上空に
龍のような雲

これは以前紹介した
工房上空の雲
大蛇と龍の戦い
倶利伽羅龍のようでもある

倶利伽羅図


2025年7月8日火曜日

特注ラコートタイプ貝装飾 そしてポルトガルギターニス塗り

 

製作中の19世紀ギター
特注ラコートタイプ
サウンドホール縁飾り

メキシコ貝を象嵌していく




こちらはポルトガルギター
ニス塗りにかかる

自作の先端が曲がる刷毛



須恵器に入っているのは

蟹の化石に柿の実


上の丸いものもカニの化石



2025年7月5日土曜日

日本刀改造小刀でポルトガルギターネック削り

 

ポルトガルギター製作
縁飾り仕上げ

ハイス全鋼豆鉋

青紙スーパー鋼特殊小刀

指板をカット



糸鋸盤で曲線挽き

別件ですが
ミニバンドソー目立て


そして指板接着



ネック削り
小刀は、きょう楽器修理を
持って来られた方に
提供頂いたもの
室町時代頃の短刀らしい