近所の河原で拾った碧玉で
勾玉を作る
ダイヤモンドディスクグラインダーで
粗削りをしていたら
内部の割れが露出し欠けたので
(黄色い部分)
ブラックウォルナットの鋸屑と
瞬間接着剤で補修
再度粗削り
細かめのダイヤモンドビットで
粗い削り傷を消していく
次に天然砥石で磨く
これは荒砥
天然仕上砥で磨いているところ
そして孔を開ける
今回はやや大きめなので
両側から開けていく
まずはボール状のダイヤモンドビットで
導き穴を開ける
そして孔開け専用の
ダイヤモンドビットで開けていく
直径3mmのビットで
5分で5mmほど掘り進んだ
約20分で貫通
孔を広げ形を整える
出来上がり
自作の鳥オブジェとコラボ
これは黒檀の鋸屑

修復中のジェラ・マンドリンの
ブリッジを作っているところ
際鉋・キワカンナ
出来上がり
次に19世紀ギターのブリッジを
作っていく
まずは刃物研ぎ
ラプレヴォット・タイプの
ブリッジ
接着
製作中の19世紀ギター
縁飾りの接着
こちらは以前紹介した
ヤスリを改造して作った細ノミ
切れが重く、細かく
刃こぼれするので
再度焼き戻してみた
今回の温度は300℃くらいか
かなり切れが良くなった
柔らかい材を削るとよく分かる
黒檀材も問題なく削れる
ノミとは関係はない
サヌカイトの前に
石彫りのサイ
近所の篠山川で拾った石と
青海波模様の皿
11月3日兵庫県三木市にある
画廊喫茶風らんで
拙作の楽器を使った
コンサートが開催されます
私も何曲かギター伴奏で
参加します
お近くの方、ぜひ
午前中の作業
製作中のバロックギターと
ルネサンスギターの
ヘッド(メープル材)を挽き出す
この鋸は刃渡り一尺(約30cm)
の窓鋸
刃が荒目で
窓が切ってあるので
挽きが軽い
こちらは一尺ガガリ鋸
これは軟材用に
アサリ(刃の左右の振り挽き幅)を
調整しているので
粘りのあるメープル材を
挽くにはちょっと無理がある
挽き跡はどちらも滑らか
そしてこれは複目縦挽き鋸
挽き幅が狭く挽き跡が滑らか
縦挽き鋸三態
午後からは京丹波亀岡にある
現在、丹波産青砥は
採掘が行われていませんが
まだまだ山には眠っている
ということで
復興に向けての普及啓発動画を
制作されているそうです
その一助となれば幸いです
製作中のルネサンスギター
午前中挽き出した
メープル材も鉋かけを
撮影してくださいました