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2024年4月15日月曜日

黒澤明の絵コンテ



 
映画監督 黒澤明の本
映画「海は見ていた」の絵コンテと脚本
創作ノートが紹介されたもの
いろいろ興味深い
本のカバーは開きにくかったり
持ちにくかったり、読みにくかったりするのですぐに外してしまう
カバーを外した本は寂しいものが多いがこれはなかなか面白い
が、色がなくちょっと寂しいので
自分で色付けした


黒澤明氏は若い頃
画家を目指していたそうで
さすがに絵コンテは素晴らしい
同時代の画家、梅原龍三郎や木村荘八の
画風に似ているのも興味深い

黒澤氏の絵コンテ

黒澤明とほぼ同時代の日本画家
福田平八郎の作品

木村荘八の作品

梅原龍三郎の作品 

梅原作品

2024年4月5日金曜日

2つの作品展の紹介 神戸市と川西市

 

立体造形作家 河野甲さんと
コウノシゲコさんの作品展
で行なわれます




こちらは兵庫県川西市
で行なわれる作品展


2024年3月31日日曜日

タツノオトシゴいろいろ そして自作鑿

 

 
日本画家、西田俊英氏の作品
自然の造形物が描かれている

その中にタツノオトシゴが・・

これは我が家のタツノオトシゴ

元には木の瘤のようなものが
そのまま残されている

黒檀の台は
こちらで作ったもの

これはボールペン

これは細いヤスリを
焼き戻して自作した
0.8mm幅の彫刻刀


ヤスリの跡が残っている


仕事で使う
四絃から五絃に改造中の
筑前琵琶の覆手fukujuに
絃受けを嵌め込む作業


糸鋸で挽き出しているところ







2024年3月13日水曜日

GitternギッテルンとQuinternクィンテルン

江戸時代初期の絵師
岩佐又兵衛(勝以katsumochi)
のことを調べてみようと思って
手に入れた古書
世界恐慌が始まって間もない
昭和6年(1931年)にこのような
論文が出版されているのに驚かされる




この論文集のなかに
「14世紀に於ける伊太利(イタリア)の
音楽”Ars nova“に就て」
というのがあったので
目を通していたら、クィンテルネ
という文字があった
はて?クィンテルネとは
17世紀に出版されたプレトリウスの
音楽大全に掲載されている
Quinternaのことだろうか・・
と気になったので
こういったことに詳しいギタリストの
西垣林太郎さんに教えを乞うた
教えによると、大雑把に言うと、
15世紀頃はリュート以外のネックのある
撥弦楽器をギッテルン(Gittern)と
呼んでいたのだそうです
GitternはQuinternとも呼ばれていて
ですから紹介した論文にある
14世紀イタリアの天才的オルガン奏者の
ランディーノが他に演奏していた
クィンテルネは

このような楽器であった可能性大です



Gitternギッテルンと
Lautenラウテン(リュート)の特徴として
リュートは背面部が細長い薄板(リブ)を
貼り合わせて作られているのに対して
ギッテルンの背面部は一本の木材から
彫り出して作られています
この動画の楽器は
現在再現されたものなので
背面部は一木造りではなく
リュートのようにリブを
貼り合わせて作られています

ランディーノが演奏していた
楽器の説明 参照サイト

17世紀に出版された
プレトリウスの楽器大全で
紹介されているQunterna

拙作のクィンテルナ


2024年3月10日日曜日

春のはずがまだ真冬 そして端材オブジェ



春の版画作品

春の朝日を透過する石たち



そして端材オブジェ

ウォルナット材

仏像作品とコラボ


夜光貝を加工した置物

カニの棲家にでもするか・・