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2017年3月23日木曜日

19世紀ギター Mirecourtミルクール・タイプ

これから製作していく19世紀ギター
特注、初期ミルクール・タイプ
弦長630mm






サウンドホール縁飾りには
Abaloneアバロン(メキシコ・アワビ貝)を
嵌め込んでほしい、という要望なので


このようにしてみました


サウンドホールを切り抜き

縁に黒檀を接着する準備

この作業がけっこう繊細で
小刀だけが頼り・・


この小刀は古い会津刃物
重春銘の銑から自作したもの

黒檀を曲げているところ




このように接着して出来上がり

2017年1月11日水曜日

工房の様子 指板とネックを仕上げる

指板を仕上げる前に
大まかにネック部分を削る

この小刀は左久作さんに
鍛えてもらったもの(参照

これは古い会津刃物
重春銘の銑Senから自作した小刀(参照


この薄ノミは東京鑿協同組合のマークが
刻印された弘正(身幅18mm)
刃はヤスキ鋼の青紙と思われ
焼き入れは甘めで砥ぎ易く、切れは軽い

大まかにネックを成形した後
指板を仕上げる
鉋は粉末ハイス鉋(身幅50mm)






この後、サンドペーパーで最終仕上げを行う

2016年10月10日月曜日

特注ギター2台のネックを仕上げる 


ブリッジを接着した後、ネックを削っていく
これは荒削りの様子
小刀は左久作さんに鍛えてもらった12mm幅のもの
刃角度は約26度(スウェーデン炭素鋼) 

実際は両手で小刀を保持している(動画参照

ヒール部分の曲面は10mm幅の小刀を使う
重春銘の銑から自作したもの)

良く切れる弘正銘(東京鑿)の薄ノミ



荒削りを終えたところ


左は削る前の状態
右は荒削りを終えた状態


ネックの荒削りを終えた時点で
指板の厚みを調整する




そして仕上げ削り

ネックに使っているセドロ材は
逆目が交錯していることが多いので
二枚刃の南京鉋には助かっている
これは新潟の平出商店でお世話になったもの


刃口の真鍮は自分で埋め込んだ
瞬間接着剤で接着しているだけ
以前はエポキシで接着していたが
削った際の摩擦熱でポロリと剥がれることが多く
試しに瞬間接着剤を使ってみたら
ほとんど剥がれることがなかったので
その後は瞬間接着剤を使っている(参照





ネック削り完了