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2024年4月12日金曜日

春爛漫 そして工房の様子

 

今日は晴天
陽光を受けて美しい花々












製作中の19世紀ギター
黒檀バインディング作り
ZDP189全鋼鉋による荒削り



HSS ハイス全鋼鉋による
仕上げ削り




2016年11月17日木曜日

工房の様子 次の製作に取りかかる

製作中の特注ギターと
修復中の19世紀ギターのニス塗りを終えたので
次の製作に取りかかりました

これは響板材で、30年以上寝かせた
ドイツ・スプルース

これは特注小型モダン・タイプに使うもの
弦長は640mmで1弦に20フレットを追加します

こちらは特注ガルシア・タイプ
弦長640mm


荒削りの様子
スプルースの荒削りには
私は二寸鉋を使っています

この鉋は田圃義廣銘の二寸鉋(身幅80mm)


そしてこちらは古い会津鉋
重利銘・二寸(身幅76mm)

荒削りを終えた状態


こちらは裏板に使う
インド産ローズウッド

荒削りには清忠銘の寸二鉋を使っています
この鉋は特殊鋼(青紙1号か・・)で
驚くほど永切れしてくれます
台の仕込みは九分勾配、刃角度は約30度

このローズウッドはガルシア・タイプに使うもので
12年ほど寝かせたものです
材質は緻密で粘りがあります

荒削りを終え、接ぎ付け面を仕上げているところ
YouTube動画参照下さい


使った長台鉋は長光銘・寸四

接着準備完了
こちらは小型モダン・タイプに使うもの


使った鉋

左端は荒削りに使ったZDP189全鋼鉋
中央は中仕工用で、おそらく明治時代の古いもの
銘は「永房」か(鋼は玉鋼・身幅57mm)・・
右端は仕上げ削りに使った長光寸四(鋼は炭素鋼系・身幅60mm)



接着完了

その後、ガルシア・タイプの
サウンドホール縁飾りのデザインを考える

こんな感じ・・
中央部はアワビ貝で
その縁はオバンコール材を使う予定
このデザインはアンモナイトの殻の
内部構造をモチーフにした


印象的なこの部分ですね

2022年1月27日木曜日

黒柿端材オブジェ そして朽木形


黒柿の端材で作った
オブジェ



風景画のよう・・

古い黒柿材には
虫喰いがよく見られます

古代の日本人は
このような朽木の
表面の模様を尊び

このような朽木形
というものを作り出しました

まったく感心させられます

今日は琵琶置き台を
作っていきます
まずは鉋研ぎ
一挙九枚研ぎ



台部分は面白い木目の
栃材を使う
芯持ちの柾目で
狂いがあるが
そのまま使うことにする

芯部分と色の濃い部分は
ハイス鉋でも刃先が
すぐにやられるので

ZDP189全鋼鉋を使った

縁飾りには黒柿を使う