都竹昭雄(つづく あきお)著 「飛騨の霊峰 位山」から部分転載
この写真は乗鞍岳の麓にある岩で
横幅約2,5mほどの大きさだということですが
この岩にも位山にある岩と同じペトログリフ(古代文字)
日本ペトログラフ(ペトログリフ)協会の
調べによると、この形状は
飛騨地方にしか見られないということです
私がこの象形を見ておや?と思ったのは
この形が槌(つち)に似ていて
そして興味深いのは
兵庫県芦屋市には
こちらのHPの「日本刀について」で
宮下文書に記されている三種の神器について
そこで、「佐渡島より金、銀、黒鉄の三品の砂を
掘り集め剣刀知を師匠とし、三者が工夫を凝らし
黒鉄、金を解かして大槌、小槌を造った
大槌は黒鉄、小槌は金、さらに、鉄、金に銀を
三分混ぜて火で焼き解かし、平らな石の上で
手力男命夫婦が先に造った大槌小槌で
百日打ち鍛え宝剣を八本造った」
とあるように、刀を鍛えるにはまず槌が必要なのです
つまり、槌は鍛冶の最も大切な道具で
鍛冶の象徴でもあるわけです
そのマークを岩に刻み付けた理由は