2012年2月26日日曜日

平家琵琶、遠山を刻む

製作中の平家琵琶
今日は甲板(裏板)
膨らみを仕上げ
腹板(表板)の内側を
荒削りしました

これは甲板の遠山の
線を切っているところ

遠山を削り出す

甲の出来上がり


こちらは腹板の内側
動画UPしました)

これはまだ荒彫り
明日仕上げます

2012年2月25日土曜日

オブジェ製作


オブジェを2点作りました


佐野勝二作・昭豊銘の鉋


昨日手に入れた佐野勝二作・昭豊銘寸八を
台に挿げ、早速仕事で使ってみました



まず、外丸ノミ用の鞘を作るため
桂材を荒削りから仕上削りまでやってみました


これは仕上削り


切れ味よく、美しい削り肌を得ることができます






次にネック形状のサンプルを
セドロ材で作りました
これも荒削りから仕上削りまで行いました


これは仕上削り








これはネックの丸みを付けるための荒削り


まだまだ切れは軽く、刃先も健全です


参考までに、これは外丸ノミの鞘の接着


形成して出来上がり


平家琵琶の鶴首を継ぐ


製作中の平家琵琶の鶴首を
槽板(甲板)に継ぎました
鋸入れの画像はこちら








2012年2月24日金曜日

平家琵琶、そして新たな鉋

今日の作業

平家琵琶の甲板(又は槽)
(こちらから見ると槽となるのか・・?参照
鶴首が収まるホゾを掘っていく



作業中、注文していた鉋身が届きました
佐野勝二作・「昭豊」銘の寸八
午後からはこれの仕上に専念
上の画像は研ぎ上げた状態

刃角度が低かったので
28度ほどに修正しました
鋼は安来鋼・青紙と思われます

いま現在、新しい台に挿げているところです
後日、仕事で使ってみました(参照