ギター製作家の視点
撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
2015年5月11日月曜日
自作のバイス作業台の詳細
自作の万力作業台の詳細を知りたいという
要望がありましたので紹介しておきます
YouTube動画
もUPしました
黒い部分は硬めのゴムを接着しています
厚みは5mm
2015年5月8日金曜日
工房入り口の花々
工房入り口に置いているセッコクに
花が咲きました
こちらは紫色
今年は一輪だけ・・
セッコクの茎に沿うようにして咲いているのは
タンポポか・・それにしても小さい・・
こちらは咲き終わった山芍薬(山シャクヤク)
これが実になるのかな・・
2015年5月5日火曜日
谷口清三郎銘 ガガリ鋸 Gagari Saw でギターのヘッド材を挽く
ガガリ鋸を使っているところを見たい
という要望がありましたので
仕事で使っているところを紹介しました(
YouTube動画
)
挽いた材はギターのヘッドに使うもの
使ったガガリ鋸は古いもので銘は
「伏見住谷口清三郎」
参照下さい
2015年5月4日月曜日
今日の作業 ネック材の荒削りにはやはり二寸鉋がよい
ギター・ネック材の荒削りはやはり二寸鉋がよい
古い会津鉋・重利二寸と田圃義廣二寸(どちらも玉鋼)
古い会津鉋、
重利二寸
後代と思われる
田圃義廣二寸
左は会津鉋・重利(玉鋼、刃角度は約28度)
右は田圃義廣(玉鋼)
刃角度は刃先から3mmほどを
約28度に研ぎ上げている
ヘッド部分をカットする
使った縦挽き鋸Ripsawは古いもので
京都伏見の
谷口清三郎
ギターのネックらしくなってきました
こちらは修復中の1909年製 Gelasジェラ・マンドラ
2015年5月2日土曜日
古い会津鉋で補強材の厚み仕上げ そして膠接着
製作を始めた2台の
特注小型モダン・タイプ(弦長630mm)の
補強材の厚みを仕上げているところ
先日紹介した古い会津鉋
重高・寸六
(玉鋼)を
ここでは中仕工鉋として使いました
その前に硬い欅材を削ったりした
にもかかわらず
まだまだ切れは軽く
刃先もほとんど変化はありません
驚くべき永切れです・・
こちらは仕上げ削りに使った
重則寸八(玉鋼)ですが
それほど削らなかったので
刃先はほとんど変化はありません
猫も舌を巻いている・・?
猫パンチの動画
YouTubeにUPしました
そしてニカワ接着
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