2015年6月7日日曜日

宝塚のBerkana ベルカナで開催中のイベント

ちょっと宝塚まで・・
カフェ・レストラン Berkana ベルカナ
6月16日まで開催中


店内の様子


さすが宝塚歌劇の街・・
歌劇場はすぐ近く


様々なアクセサリーが展示販売されています




鏡に映っているからといって
アクセサリーを選んでいるわけではない・・
ただカメラに収めただけネ


窓際にはこんな作品も


夢があっておもしろい


奥の壁には例のギターを切り抜いた端材で作られた
アクセサリー掛けが見える




これか・・


下のリングは眼鏡の蔓を掛けるものらしい・・
老眼を召された淑女のネックレスね・・


こんな感じ・・






左下にみえるのはイヤミのシェ~の反対面ですね




旋盤加工をした台は3年ほど前に作ったオブジェ


中央の指輪を置いているオブジェは
一昨日、夜なべをして作ったもの


これですね


それとこれ


ストーン・ハンターの知人から手に入れた
新潟県の姫川薬石も






宝塚歌劇団の月組に因んだ作品だとか・・
他に星組、宙組もありました


2015年5月21日木曜日

桑材を試し削り そして小さな鋸


16日に手に入れた桑材をちょっと削ってみました
かなり古いので
表面はこげ茶色に変色していますが


削ると桑材本来の色になりました
島桑の影響かかなり硬く粘りがあります
欅材よりも削り難いかもしれません・・


使った鉋は先般手に入れた古い会津鉋


木口削りは、これも古い会津鉋
重保・寸六一枚刃を使いました




粘りの強い材で、鉋かけには苦労しましたが
小刀で削ると、その粘りが心地よく
それほど苦労しません



そしてこれは以前紹介した小さな鋸
こういった作業に威力を発揮してくれます
ネズミ歯なので縦挽きもOK





2015年5月20日水曜日

清仁銘寸八を仕事で使う 

昨日紹介した古い鉋身
清仁銘・寸八




仕込み角度57度だったものを
刃の研ぎ角度を約28度に研ぎ直し


矩勾配(45度)の台に挿げ換えてみました


手前の九分勾配(約42度)と比べると
こんな感じです

これで製作中の2台分のギターの
厚み4mmほどに製材された
ローズウッドの横板材を約1.8mm厚まで削りました
仕込み勾配57度に比べると断然削りは軽く
作業性は向上しました


ローズウッドの横板削りに使った鉋
左3丁は荒削り用で左から粉末ハイス鋼(身幅55mm)
青紙鋼(身幅50mm)、青紙スーパー(55mm)
右の2丁の左側は青紙鋼(身幅60mm)の中仕工用
右端は今回手に入れた清仁銘・寸八(身幅73mm)
鋼は青紙と思われます
荒削りに使った清忠は途中で切れが止んだので、
その右の青紙スーパー鋼と持ち換えました


荒削りに使った粉末ハイス鋼の鉋(身幅55mm)
刃角度は約28度


荒削りながら、強烈な逆目もほぼ止まっています
荒削りでここまで逆目を止めておくと
後の作業がかなり楽になります


これも荒削りに使った清忠銘(青紙鋼・身幅50mm)
刃角度は約30度


これも同様に深い逆目もほぼ止まっています


仕上げ削りに使った清仁・寸八(身幅73mm・青紙鋼)
刃角度は約28度
仕込み角度57度のときよりも切れは格段に軽く
鉋屑も素直になりました


逆目は完全に止まり、全体に滑らかに仕上がっています


厚めに削っても楽に削ることができ


しかも逆目を完全に止めることができます
これで作業性はかなり向上しました






ギター2台分の横板を仕上た後の刃先の様子
刃先から2mmほどを刃角度約28度で研いでいます
仕上砥ぎに使った砥石は丹波亀岡神前産戸前
やや刃先が白く磨耗していますが
まだまだ切れは止んでいません
かなり永切れします