2016年8月8日月曜日

工房の様子 貝の加工

古いマンドリンの修復


オリジナルの極端に薄くなっているものや
欠けているものは取り換える






現在使っているドリルホルダー





コニシボンドのハイスティックは
熱で軟化させることができるので
後の修理の際に剝す必要があるときは
容易に剝すことができる
画像はテストピースでいろいろと試しているところ


上の四分鑿以外のものは


ついでにこの部分も取り換える
これは明らかに後付で
オリジナルは貝のものが付けられていたと思われる



もう1台の紛失しているヘッドの装飾も作っていく









2016年8月6日土曜日

久しぶりの夕立、雷雨 そして今日の作業

久しぶりの雨






今日の作業は修復中の古い琵琶の
覆手(駒・Bridge)を四絃から五絃にしていく











2016年8月5日金曜日

光琳十二図

尾形光琳の絵を抜粋して紹介された
「光琳十二図」を入手
明治時代に発刊されたもので
縮図は橋本菱華と説明されている
その中からいくつか紹介しておきます

「月に秋」の図

「群鷺と岩上の亀」の図

亀の表現がおもしろい

「籬Magakiに朝顔、春草」の図

「白梅」の図

紅葉Momijiに流水

衣砧Kinutaの図


2016年8月4日木曜日

修復中の琵琶の天神を仕上げる そして工房裏の様子

昨日の作業の続き

オイル仕上げを終えた状態
この後、蜜蝋Bees waxで艶出しを行う


これは工房裏の鉢植えの木瓜の木

今年は例年よりも大きめの実が
多く生ったので収穫

といっても、ほんのり香りはするが
とても食べれそうにない。
果実酒にするといいのか・・だが
それほどの量はない

2個だけ残してこうして眺めることにした
上の石はストーンハンターの知人から
分けてもらった熊本産の黒水晶
左下は6月に玄武洞ミュージアム(参照)で
手に入れたパイライト(黄鉄鉱)
こうして眺めていると不思議な心持になる・・
石は何万年もこのままの状態であるのだろうし、
木瓜の実は数週間でシワシワになって
腐ってしまうのだろうが、その存在感は素晴しい


こちらは工房の入り口に巣を張っている蜘蛛
よく見ると、何やら雲のようなものを巣に付けている


これは何じゃ・・


蜘蛛の巣と思われるものが
別のところにありました
これも不思議・・



これは縞模様の葉のツユクサ