2016年9月16日金曜日
2016年9月15日木曜日
職人絵 第三弾! 塗り絵遊び
一番Tsugai
医師と
陰陽師 鼻が高いので茶髪に!
陰陽師は一般的に「おんみょうじ」と
呼ばれているが、巻物の目次には「いんようし」
とルビが振られている
二番
砥師(色付け前)と
色付け後
鍛冶師
鍛冶師は火を使うので緋色Hiiroに
時代考証はなし(以下も同じ)
三番
番匠Bansyou(大工)と
鋳物師Imoji
四番
右は巫Miko、左は博打Hakuuchi
五番
海人Amaと
売人Akihito
巻物の目次には賣人と書いて
「あきひと」とルビが振られています
歌合Uta Awaseの判者は経師Kyou-shi
この絵巻は鎌倉時代初め頃(13世紀初頭)の
様子を描いたものとされ、原画は室町時代初期
14世紀中頃に描かれたものとされていて
職人絵の中では最も古い部類に入る
手許にあるのはその複製で大正時代に出版されたもの
2016年9月14日水曜日
職人絵尽 第二弾
明治頃の大工作業の様子
砥石を扱う業者、砥屋
刀砥師
鍛冶師
硯師Suzuri-shi
木挽師
琴師
当時、楽器を作る職人は琴師と呼ばれていて
他に琵琶や三味線も作っていたと説明されています
こちらも琴師
轆轤師Rokuro-shi
メガネと不精髭が印象的・・
眼鏡のレンズには、この頃は
水晶も使われていたようです
籠師Kago-shi
ここにも猫の検査官が・・
龍骨車は水車のことですね
鋤・鍬柄師(左)と臼師
簇師Shiishi-shi
簇(しいし)は織物を染めたりする際に
両端に刺して幅を整えるために使う竹の串
篗師Waku-shi
篗(わく)は糸篗、繰り篗とも言い
機織Hataoriのときに綛(かせ)糸を繰りかえす際に
その糸を巻き取るために使う道具
弓師
賽師Sai-shi
賽はサイコロのことです
東北院職人歌合Uta-awaseから
刀砥師KatanaTogi-shi
砥石を挽いているところ
手挽きの跡が残っている砥石は
今でも時折目にしますが
たいへんな作業だったものと想像されます
参照:砥石を切る
砥石を馬で運んでいますが
こちらのHPで紹介している
「日本山海名産図会」でも、砥石山から
切り出した砥石は馬で運ぶ、と説明されています
日本山海名産図会から
砥石山の図
2016年9月13日火曜日
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