2016年10月1日土曜日

篠山市今田町の喫茶店 「ひとやすみ」

兵庫県篠山市今田町で
知人が喫茶店を開店します
下小野原信号交差点、国道372号線から
北に入ったすぐのところにあります
兵庫県篠山市今田町下小野原56

店の名前は 「ひとやすみ」
営業日は毎週 水・木、週二日間
営業時間11:00~17:00

緑豊富な、のどかな環境

山向こうは焼き物の里、立杭(たちくい)

看板はまだありません・・

店内は総檜(ヒノキ)造りで
檜の香りが充満しています






天井も立派な梁Hariも

そしてカウンターも檜


椅子は桜材でしょうか・・
よく観察するのを忘れてました

メニューはコーヒーと
こだわりの手作りお菓子

トレーや皿も檜ですね・・


秋は立杭の「陶器まつり」も行われます
近くを通りかかられたら、ぜひお寄り下さい

2016年9月30日金曜日

ミセバヤの花 そして工房の様子

工房入り口に置いてある
鉢植えに花が咲いていた

ミセバヤという多肉性の植物らしい

とても小さい花・・
カエルのフィギュアと記念撮影


こちらは工房の様子
指板Shibanにフレットを打ち込む溝を切り
ポジション・マ-クの位置を決めたところ

ポジション・マ-クはオリジナルの参考に
適当にフリーハンドで描いたもの

それを適当に貝に写し

長さをカット


適当に形を作っていく


適当に揃ったら
指板に置いてみて、大きすぎると感じたら
適当に削って、全体のバランスを見る

形と位置が決まったら
嵌め込むところを彫っていく

後に修理・調整などを行う際に
簡単に貝を外すことができるように、緩めに収めておく

彫り終えた状態

完了
後はいつものように
黒いセラック樹脂を熱で溶かしたものを充填し
嵌め込んでいく 参照

2016年9月29日木曜日

工房の様子 古いマンドリンの修復

修復前の状態

縁飾りを作っていく






接着

完了

指板Shibanを作っていく
替刃式の両刃鋸は堅い本黒檀でも
サクサクと挽くことができる

材はインド産本黒檀Ebony


ナットを取り付けるところを
ヤスリ(鉄工用・細目)で平に仕上げておく


高音部の「支え」を仕上げたところ
材はスプルース

このように接着する

仮収めの状態

接着後、平に削る

爪でタッピングをし
反応を確かめる

指板の切り取り

接着面を仕上げる
この鉋は自作した緩い四方反り鉋

この修復中のマンドリンの指板接着部は
微妙に歪んだ平面なので
それに合わせて指板の接着面を仕上げる
それには、このような緩い四方反り鉋が役に立つ
不規則な面の「鉋かけ」はかなり難しいが
慣れると削りの手応えでコントロールできるようになる

軽く押さえて、全面がピッタリと合うまで削る

接着面を仕上げたら、ハイ・ポジション側の木口を仕上げる

フレットの位置を確認

指板の端を仕上げる

接着準備を終えた状態

膠(ニカワ)接着完了