2016年10月26日水曜日

11月14日 姫路でのマリアハープ・コンサート

2016年11月14日(月) 午後2時から
マリアハープコンサートが行われます
私も伴奏で参加します
お近くの方、ぜひ!

その内の1曲
「M i  Amorl  涙のアランフェス」を

2016年10月24日月曜日

ニス塗り状況 そして19世紀ギターの修復状況

製作中の2台の特注ギター
ニス塗り、だいぶ進みました


私は自分が作る楽器の艶は
クワガタムシを理想としているのですが
これがかなり難しい・・
車のようにツルツル・ピカピカではないので
コンパウンドなどで磨き上げてしまうとダメなのですね
微妙な「ザラつき」とピカピカではない艶
そういうことなので、私の楽器は
とくに横板や裏板は木の質感を生かし
ツルツル・ピカピカではない艶を出しています

明日、フレットを打ち込む予定


こちらは修復中の19世紀ギター
裏板を外しました

これまでに、かなりの修理が加えられています

余分なものは除去

こういった時に
生反り小刀など、特殊な形状の刃物が役に立つ







こちらは、昨日の様子です

近所の「篠山サロン」で行われた
雨田デュオ(チェロ&ピアノ)のコンサートに足を運びました

ホトトギスの花



ほんのチョット紅葉・・

素晴しい演奏会でした
演奏もさることながら、チェロの雨田一孝氏の
ヴァイオリンに対する異常なほどの対抗意識を
おもしろ・おかしく織り交ぜての「しゃべり」も大いに受けてました

2016年10月21日金曜日

究極のジグソーパズルか・・スッポンモドキの甲羅 


昨日紹介したスッポンモドキの骨格の
こちらは甲羅とその他の部分


甲羅だけを選別
ここまで揃えるのに
1時間ほどかかってしまいました
究極のジグソーパズルか・・?
しかも立体


このようにピッタリと接合されている


自然の造形には
まったく驚かされる・・



瞬間接着剤で組上げていく



側と突起は差し込んでいるだけで
接着はしなかった


継ぎ部分は接着

完成



すばらしい造形・・
レオナルド・ダ・ヴィンチが見たら
楽器にしたかもしれませんね・・

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた謎の楽器
弦が3本張られ、フレットのようなものも確認できる
レオナルド・ダ・ヴィンチは様々な動物の剥製を
合成して空想した動物を作ったりしているので
これもその一つ、とも考えられます

これは馬の頭部のスケッチ

そして人間の頭蓋骨のスケッチ

掲載されているのは
1985年に音楽之友社から発行された
「音楽家レオナルド・ダ・ヴィンチ」







検査官、ちょっと腰が引けているような・・