2018年1月19日金曜日

19世紀ギター ヘッドを作っていく

製作中の2台の19世紀ギターの
ヘッドを作っていく

こちらはラプレヴォット・タイプの
ギヤ式ペグを取り付けるためのヘッド
材はブラック・ウォルナット
窓鋸で挽いているところ


そしてガガリ鋸で挽く

インスタ動画参照下さい


残った材は念のため
木口割れを防ぐためにボンドを塗っておく

こちらはラコート・タイプ
マシンヘッド用のヘッド
材はメープル


厚み減らしに、先日刃先を櫛刃から
通常の刃先へ改造した鉋(参照)を使ってみる

身幅43mmの古い会津鉋 重輝

荒削りながら、深い逆目はほぼ止まっています

こちらはウォルナット材

こちらも深い逆目ですが
ほぼ止まっています

仕上削りには
こちらも古い会津鉋、重明寸六

インスタ動画参照下さい

弓鋸でヘッドを挽き出す



2018年1月17日水曜日

足の裏の重し そして弓鋸

19世紀ギターのライニングを曲げる際に
水に浸けておくときに使う重石Omoshiの一つが
ちょっと軽すぎるので
その辺に転がっている石で少し重いものを探したが
ありそうで、なかなか見つからない・・

仕方がないので片方は
2個をエポキシで接着

これでよし

因みにこれらの石は
足の裏のオブジェを作るために
近所の河原で拾っておいたもの


こちらは工房の様子
新たに手に入れた弓鋸を使ってみました
インスタ動画参照下さい





2018年1月16日火曜日

櫛刃鉋を改造


以前紹介した重輝銘の櫛刃鉋は
このままでは使うことがないので
通常の刃先に改造することにした

二枚刃鉋にするので
まず押さえ金を作る

使っていない寸八用を
カットすることにした


鋼部分は金切り鋸で切れないので
金槌で打ち割る

グラインダーで整形して出来上がり
ついでに刃先を通常の形状にした
刃角度は28度


研ぎ上げて出来上がり

鋼は炭素鋼系
刃先は問題なし

研ぎに使った砥石

出来上がり

粘りの強いメープル材で試し削り

切れ味軽く、期待が持てそう

さっそく仕事で使う

2018年1月13日土曜日

19世紀ギター 響板を接着




ラプレヴォット・タイプ
ライニングの贅肉削り
インスタ動画参照下さい

こちらはラコート・タイプ
ライニングを接着したところ







響板を接着