2018年2月5日月曜日

変わったアンモナイト そしてHSS鉋砥ぎ

一見、丸い石に見えますが・・

パカリと割れると
中にはアンモナイトが・・
これはイギリス産

そしてこれは南米ペルー産の
アンモナイトを2個接着したものですが
一つの一部に白い筋が入っています
これは白い石のようですが
一旦、化石になったものが
地層のズレなどで途中で割れ
その隙間に新たに白い石質のものが
充填されたのでしょうか・・
不思議です


二つを接着したアンモナイトが
いつの間にか増えています・・


さて、こちらは天然の中砥
手前は硬口の伊予砥Iyo-to
上は山梨県産の羽黒砥(硬口)です
どちらもハイス鋼砥ぎに
威力を発揮してくれます

伊予砥はやや粗めで
硬口なので、目起こしをして研ぐと
55mm幅の粉末ハイス鉋を
切れが止んだ状態から砥ぎ始めて
1分も研がないうちに返りが出ます

これは最終仕上げ砥ぎを行った状態です
仕上砥は京都梅ヶ畑奥殿Okudo産の
硬口浅黄Asagi 
この仕上砥もハイス鋼によく反応してくれ
研磨力もあり
心地よく研ぐことができます
砥ぎ動画参照下さい

ハイス鉋とは思えない研ぎ上がりです

使った天然砥石
左から粗め硬口の伊予砥Iyo-to
その右は山梨県産羽黒砥Haguro-to
次は愛知県産三河名倉砥Mikawa-nagura-to
ここまでは中砥で
その右は仕上げ砥の京都新田Shinden産戸前Tomae
右端は京都奥殿Okudo 産浅黄Asagi


このとき他に研いだ鉋たち


2018年2月1日木曜日

端材のオブジェ そして19世紀ギター製作

端材のオブジェ
雛人形風・・?


こちらはキュビズム風?
雛人形



製作中の19世紀ギターの
ネック・ヒール部をカットした端材を

このように接着



仕上げ砥ぎ動画参照下さい

ネックを収めるための準備
こちらはLacoteタイプ



仮収めの状態





そして接着




2018年1月30日火曜日

19世紀ギター製作 ネックとヒール部の加工

ネックとヘッドを接着したところ


その後ネックを所定の長さにカット




接着面を仕上げて


ヒール部の加工に移る






この部分のVeneerベニヤは
曲がり易いので
ネックに巻くベニヤのように
長時間水に浸けておく必要はなく
30分ほど沸騰した湯に浸けた後
膠・ニカワで焼き付け接着を行う

ヒールとネックを接着した後
補強のため
雇い核Yatoi-zaneを接着する



このように接着する