兵庫県朝来市にある
作品展に足を運びました
会場は日本最大の水力発電所を
有する多々良木ダムの
すぐ下にあり
下から見上げると
ちょっとゾッとする・・
会場周辺のあちこちに
オブジェが点在
美術館の敷地内には
朝来出身の彫刻家
淀井敏夫氏の作品が置かれている
美術館のエントランスにも・・
さっそく展示会場へ向う
はしもとみお さんのスケッチ
スケッチというよりも
りっぱな絵画作品である
木彫作品群
鑿・ノミや彫刻刀の削り跡に
心を惹かれる・・
工房裏からスィ~ッチョン
とキリギリスの鳴き声が
するものの姿を確認できない
オマケ
工房では製作中の
ギター2台に指板接着後
おおまかに指板を削り
小型モダン・タイプは
ネックも削り
そして
ヘッドを仕上げていく
木地磨き完了
これからニス塗りに
近年メキシコのナイカ鉱山で
発見された巨大結晶の洞窟
長いものは10m以上あるらしい
この結晶、水晶ならスゴイな
と思っていたが、セレナイト
(透明な石膏)だということ
それにしてもこの巨大さには
驚いてしまう
水晶にこだわると
熊本県では3mほどの水晶が
発見されているらしいので
ブラジルなどの大陸では
もっと大きな水晶があっても
おかしくはない
何とか拝んでみたいものだ
これは手許にある
セレナイト
(透明な石膏・硬度2)の結晶
大きさはこんな感じ
これはパイライト
(黄鉄鉱・硬度6)
これは水晶・硬度7
メキシコのナイカ鉱山の
セレナイト結晶の略図
アンモナイトの
内部結晶にも似ている
こちらはカルサイト
(方解石・硬度3)
メキシコ貝のシートを
切り抜いていたら
切れ端の形が
獅子のように見えたので
このように接着してみた
もう一つは犬のようでも
馬のようでもある・・
修復中のマンドリンは
これから指板を接着する
ネックにはオリジナルの
フレットの跡が見られる
これを見ると
1mm厚の板フレットが
使われていたことが判る
修復前のフレットは
頭幅1.3mmのキノコ形が
使われていたが
これは後の修理で為された
ということになる
指板接着完了
これも偶然の産物
とも言える・・