2021年3月5日金曜日

描かれた琵琶 大工


京都知恩院所蔵の
阿弥陀二十五菩薩来迎図


よく見てみると
琵琶を持った菩薩が確認できる


こちらは高野山にある来迎図


他の楽器
この楽器は何なのでしょうか
ハープ奏者の摩寿意英子さんによると


鳳首箜篌 Hohsyu-Kugo
というものだそうです


この図の第一類
弓形ハープの一種だそうです


こちらの図は
鳳首箜篌の頭が
鳳凰Hohouになっているので
分かりやすい


参考までに
この図は中国の琵琶と
筝Soh(琴Koto)


こちらは日本の絵巻に
描かれた琵琶法師
犬が描かれているのは
微笑ましい



話題は変わって
こちらは石山寺縁起に
描かれている建築現場


昔の絵巻に描かれているものは
ほのぼのとしているものが多い


2021年3月2日火曜日

篠田桃紅とルオー

ルオーのこの絵を見ていて
ふと思い出したのは
篠田桃紅さんの作品

たとえば
この作品の世界と
同じ世界を感じる

上の作品は
本来この向きのようです

それからこの作品や

この作品にも
同じ世界を感じる

この篠田桃紅作品は
プラチナ地に墨と朱墨で
描かれているそうですが

このルオーの水彩画と
同じ世界を感じるのです
不思議・・

2021年2月26日金曜日

横穴墓穴群の不思議


これは埼玉県にある
吉見百穴という
横穴墓穴群
時代は古墳時代後期
6世紀頃とされています
同様のものは
九州から東北にかけて
日本各地にあります

こちらは大分県


宮城県

大阪府


そして隣国中国にもあります

そのルーツはペルシア(現在のイラン)とされています
当時のペルシアの宗教は
ゾロアスター教(拝火教)
ですが、その宗教での
埋葬のしかたが日本でも
見られるということは
当時の日本の民族
あるいは支配者が
ゾロアスター教だったことは
充分に考えられます

古墳時代の後期は
倭の五王の時代が終わり
蘇我氏が台頭してくる
時代でもあります
ということは
この新たな日本の支配者は
ペルシアからやって来た
可能性もある、と
いうことになります

そうすると当然歴史家の中にもそのことを主張する人がいて
必然的に用明天皇と
その息子である
聖徳太子の家系、ルーツも
ペルシアということになります
興味深いところですが
他には、聖徳太子は
キリスト教ネストリウス派
の景教であるという
説もあります
また、崖に掘られた
横穴墓穴は鳥葬の名残という
説もあります

2021年2月25日木曜日

絵のような風景


近所の公園に
久しぶりに足を運んだ

この感じ
どこかで見たことがある
と思っていたら
思い出した

工房に掛けている
この絵だ



以前作った端材オブジェに日縄文土器のレプリカを付け足した

動画UPしました

2021年2月23日火曜日

ラプレヴォット・タイプニス塗り


プラネットカラー
ハードクリアオイルで
オイルフィニッシュを
終えたところ
この後セラックニスを
ごく薄く塗っていく




こちらは
糸巻きのツマミを
作っているところ






出来上がり