2024年2月9日金曜日

サモトラケのニケとミロのビーナス

これは仕事で使っている
信楽焼きの膠・ニカワ入れ

コルク栓に蓮華オブジェを接着し

ガチャポンの弥勒菩薩半跏像


他の蓮の花オブジェ

これはローズクォーツで
作られた蓮華


仏像オブジェに乗せてみた

左はミロのビーナス
そしてサモトラケのニケの
フィギュア
同じメーカーで作られたもので

ミロのビーナスには
両腕パーツが付いている

両腕パーツはサモトラケのニケにも
付けることができ
ミロのビーナスの頭部も
付け替えることができる

よくぞ作ってくれた

2024年2月6日火曜日

柿の木オブジェ、龍

 

柿の木を剪定した枝が
龍に見えたので



目玉を付けてみた



そして虎目石の瞳を入れる

額にトルコ石


最後に紅珊瑚・サンゴの
角を付けて完成





オマケに回る蟹・カニ


2024年2月4日日曜日

宗達下絵 光悦書鶴図下絵和歌


宗達Soutatsu下絵
光悦Kouetsu筆による
鶴図下絵三十六歌仙和歌を
全編紹介しておきます
何かのお役に立てば幸いです
YouTube動画もUPされています
まず柿本人丸
Kakinomoto-no-hitomaroの歌
「ほのぼのと 明石の浦の 朝霧に 
しまかくれ行 ふねをし思ふ」

凡河内躬恒
Ooshikouchi-no-mitsuneの歌
「いづくとも 春のひかりは 
わかなくに まだみよしのの 
山は雪ふる」

中納言家持
Cyunagon-yakamochi(大伴家持)の歌
「かささぎの わたせるはしに おく霜の
しろきを見れば 夜ぞふけにける」

在原業平
Ariwara-no-narihiraの歌
「つきやあらぬ はるやむかしの 春ならぬ 
我身ひとつは もとのみにして」

猿丸大夫 Sarumaru-dayu
「をちこちの たつきもしらぬ 山中に
おぼつかなくも よぶことりかな」 

素性法し(師) Sosei houshi
「今来むと いひしばかりに
なかつき(長月)の
有明月を 待出つる哉」

中納言兼輔 Chunagon-kanesuke
「みかのはら わきて流るる
いつみかは いつみきとてか
こひしかるらむ」

中納言(藤原)敦忠atsutada
「身にしみて 思心の としふれば
遂に色にも 出ぬべきかな」

源公忠朝臣
Minamotono-kintada-ason
「行やらて 山路暮しつ ほととぎす
今一声の きかまほしさに」

徽子kishi女王
「ぬる夢に うつつのうきも わすられて
おもひなぐさむ ほどぞはかなき」

藤原敏行朝臣
「秋来ぬと 目にはさやかに 見えね共
風のをとにぞ 驚かれぬる」

藤原清正
「ねのひしに しめつる野辺の ひめこまつ
ひかてや千代の 陰をまたまし」

藤原興風okikaze
「誰をかも しる人にせむ 高砂の
まつもむかしの 友ならなくに」

坂上是則Sakanoue-no-korenori
「三芳野の 山のしら雪 つもるらし
旧里寒く 成まさる也」

三条院女蔵人nyokuroudo
「いははしの よるのちきりは
たえぬへし あくるわひしき
葛城katsuragiの神」

大納言能宣Dinagon-yoshinobu
「みかきもり 衛士の焼火の よるはもえ
昼はきえつつ 物をこそ思へ」

平兼盛Taira-no-kanemori
「暮て行 秋の涙 形見にをくものは
我もとゆひの しもにそ有ける」

紀貫之Ki-no-tsurayuki
「しら露も 時雨もいたく もる山は
した葉のこらす 色つきにけり」

伊勢
「三輪の山 如何に待見む としふとも
たつぬる人も あらしとおもへは」

山辺赤人
「あすからは 若葉つまむと しめし野に
昨日も今日も 雪はふりつつ」

僧正遍昭henjo
「すえの露 もとのしつくや 世中の
おくれさきたつ ためし成らむ」

紀友則
「東路の さやの中山 なかなかに
何しか人を おもひそめ剣」

小野小町
「色見えて うつろふものは 世中の
人の心の 華にそ有ける」

中納言朝忠
「萬代の 始と今日を いのりをきて
今行末は 神そかそへむ」

藤原高光
「かくはかり へかたく見ゆる世中に
浦山しくも すめる月かな」

壬生mibu忠峯
「はるたつと いふはかりにや みよし野の
山もかすみて けさは見ゆらむ」

大納言頼基yorimoto
「ひとふしに 千代をこめたる つえなれは
つくとも尽し 君かよはひは」


源重之
「つくは山 葉山しけ山 しけけれと
おもひ人には さはらさりけり」

源信明朝臣
「あたら夜の 月と華とを おなしくは
哀しれらむ 人に見せはや」

源順Minamoto-no-shitagou
「水の面minanomoに 照月なみを
かそふれは 今夜そ秋の
もなかなりける」

清原元輔motosuke
「ちきりきな かたみに袖を しほりつつ
すゑの松山 波こさしとは」

藤原元真motozane
「荒玉の 年を送て ふる雪に
はるとも見えぬ けふの空哉」

藤原仲文nakafumi
「有明の つきのひかりを 待ほとに
わかよのいたく ふけにける哉」

壬生忠見Mibu-no-tadami
「焼す共 草はもえなむ 春日野を
但はるの日に まかせたら南」

中務Nakatsukasa
「秋かせの 吹につけても 問ぬかな
おき(萩)の葉ならは をとはしてまし」