2021年4月3日土曜日

不思議な珪乳石 そして聖骸布

 
このムーミンのような小石は
珪乳石と呼ばれている
珪藻が含まれた太古の海底の泥が固まり
それが様々な条件が重なりオパール化し
波に洗われて丸くなったもの
それには海底の泥に混じっていた
微小貝が含まれていることが多く
このムーミンにも確認することができる


驚くのは、3mmほどの小さな貝殻に
詰まっていた泥が化石化し
その後貝殻部分が風化で無くなり
(貝殻部分は硬度は3)
内部のオパール化(オパールの硬度は約5)した
ところだけが露出している
この状態になるのに
どれだけの年月がかかっているのか
想像するだけで頭がクラクラする・・


手前は5cmほどの巻き貝内部の化石
上の3mmほどの微小貝と
同じように化石になったもの


こちらは普通の貝殻だが


デザインの美しさに


溜息しか出ない・・


これも貝殻だが


牡蠣とムラサキガイが
合体している
動画UPしました


自然は不思議・・


話題は変わって
これは先日紹介した
画家のルオーが描いた
ヴェロニカ


そして「聖骸布」


これはトリノの聖骸布の頭部
ルオーはこれを描いたのだと思う

2021年4月1日木曜日

ギター製作 外丸鉋を研ぐ そしてネックを接着


ネック接合部を削るための外丸鉋
研ぎ動画UPしました


使った天然砥石


研ぎ上げた鉋を使う




サンドペーパーで調整


仮置き



そして接着
Lacoteタイプ  弦長615mm










こちらはLaprevotteタイプ
弦長630mm




2021年3月31日水曜日

19世紀ギター製作


数年前に手に入れていた
カマ挽き鋸の身が厚いため
挽き筋に挟まって
動かなくなること、頻繁
なので、グラインダーで
厚みを修正した


これで問題なく
使えるようになりました


製作中の19世紀ギター2台のネック





ラコート・タイプの方の
ヒール部にもメープル突板を
膠焼き付け接着





接着面を整え



接着


出来上がり