2021年2月26日金曜日

横穴墓穴群の不思議


これは埼玉県にある
吉見百穴という
横穴墓穴群
時代は古墳時代後期
6世紀頃とされています
同様のものは
九州から東北にかけて
日本各地にあります

こちらは大分県


宮城県

大阪府


そして隣国中国にもあります

そのルーツはペルシア(現在のイラン)とされています
当時のペルシアの宗教は
ゾロアスター教(拝火教)
ですが、その宗教での
埋葬のしかたが日本でも
見られるということは
当時の日本の民族
あるいは支配者が
ゾロアスター教だったことは
充分に考えられます

古墳時代の後期は
倭の五王の時代が終わり
蘇我氏が台頭してくる
時代でもあります
ということは
この新たな日本の支配者は
ペルシアからやって来た
可能性もある、と
いうことになります

そうすると当然歴史家の中にもそのことを主張する人がいて
必然的に用明天皇と
その息子である
聖徳太子の家系、ルーツも
ペルシアということになります
興味深いところですが
他には、聖徳太子は
キリスト教ネストリウス派
の景教であるという
説もあります
また、崖に掘られた
横穴墓穴は鳥葬の名残という
説もあります

2021年2月25日木曜日

絵のような風景


近所の公園に
久しぶりに足を運んだ

この感じ
どこかで見たことがある
と思っていたら
思い出した

工房に掛けている
この絵だ



以前作った端材オブジェに日縄文土器のレプリカを付け足した

動画UPしました

2021年2月23日火曜日

ラプレヴォット・タイプニス塗り


プラネットカラー
ハードクリアオイルで
オイルフィニッシュを
終えたところ
この後セラックニスを
ごく薄く塗っていく




こちらは
糸巻きのツマミを
作っているところ






出来上がり

2021年2月20日土曜日

謎 不思議

 

先日紹介した清明上河図は宋時代の画家、張擇端が描いたとされていますが、他にも幾種類か存在していています

そして、これは
明時代の画家仇英kyueiが
描いたものの一部です
なぜか日の丸の旗が
描かれています

白地に赤丸は日本の国旗
としか考えられませんが
興味深いのは、この旗は
他の時代、画家のものには
見られず、仇英のものにしか
描かれていないようなのです

ここにも描かれています
(仇英作のもの)



これはお馴染み
奈良東大寺の大仏様です
この御顔は江戸時代
1690年に鋳造されたもの
だそうです

そしてこれは
平安時代末に描かれた
信貴山shigisan縁起絵巻
の大仏様御顔の感じが
かなり違います
東大寺の大仏様は
鎌倉時代に南都焼き討ちで
大きな被害を受けて
頭部は造り直されている
ということなので
上の信貴山縁起絵巻の
大仏様はそれ以前の
御顔ということになります

これは東大寺大仏様の
台座の蓮弁に線刻されている
大仏様ですが、この台座は
大仏様が最初に
鋳造されたときのものと
されています
現在の大仏様の御顔とも
信貴山縁起絵巻に
描かれたものとも違った
印象を受けます

ところが
この大仏様の御顔は
上の蓮弁の線刻絵に
似た印象を受けます
実はこの絵は
江戸時代初期の画家
狩野探幽が描いているのです
不思議・・

2021年2月18日木曜日

19世紀ギター ブリッジ加工、接着

 
縁飾りを削り、仕上げる


そしてブリッジを接着したところ


以下
作業工程遡ります








ミニ畔挽鋸


糸鋸でメキシコ貝をカット