ブリッジを接着した後、ネックを削っていく
これは荒削りの様子
小刀は左久作さんに鍛えてもらった12mm幅のもの
刃角度は約26度(スウェーデン炭素鋼)
実際は両手で小刀を保持している(動画参照)
ヒール部分の曲面は10mm幅の小刀を使う
(重春銘の銑から自作したもの)
良く切れる弘正銘(東京鑿)の薄ノミ
荒削りを終えたところ
左は削る前の状態
右は荒削りを終えた状態
ネックの荒削りを終えた時点で
指板の厚みを調整する
そして仕上げ削り
ネックに使っているセドロ材は
逆目が交錯していることが多いので
二枚刃の南京鉋には助かっている
これは新潟の平出商店でお世話になったもの
刃口の真鍮は自分で埋め込んだ
瞬間接着剤で接着しているだけ
以前はエポキシで接着していたが
削った際の摩擦熱でポロリと剥がれることが多く
試しに瞬間接着剤を使ってみたら
ほとんど剥がれることがなかったので
その後は瞬間接着剤を使っている(参照)
ネック削り完了