2019年7月2日火曜日

群馬県甘楽郡産本上野砥 試し研ぎ


本上野砥を手に入れたので
さっそく試し研ぎ(画像下左)
本上野kozuke砥は
江戸時代に採掘されていた時は
御蔵砥gozo-to、又は御用砥goyo-toとも
呼ばれていたそうです
上の画像上段の砥石は
南牧nanmoku産の砥沢虎砥
下段の右は本沼田砥

研ぎ動画UPしました

動画で最初に使った
砥沢虎砥の研ぎ跡
中砥としては粒度はやや荒めで
針気も多い研ぎ上がり
これまで群馬県産の中砥は
かなりの数を使ってみましたが
粒度は違っていても
ほとんどが
このような研ぎ上がりになります

次に使った本上野砥
針気はなく、地・刃ともに
緻密に砥ぎ上がります
これでしたら使う気になります

動画で最後に使った本沼田砥
粒度は細かめだが
研ぎ傷にムラがあり針気も多い

参考までに
左端は本上野砥→新上野砥→
兵庫県産本但馬砥(諸寄砥)
新上野砥と諸寄砥は
よく似ていて、判別は難しい

本上野砥で研いだ後
新田産白巣板と奥殿東産戸前で
仕上砥ぎ 動画UPしました



研いだ鉋は
古い会津鉋、初代・重道

2019年7月1日月曜日

マンドリンの修復 そしてfake アンモナイト


こんなアンモナイトの
化石があったら大喜び
動画UPしました

工房では
古いマンドリンの修復中



指板を剥がし
ネックの突板 Veneer を
削り取り(動画UP
ネックの接合部でカット
動画UPしました

ヘッドは作り換える

2019年6月30日日曜日

蝶の象嵌 inlay abalone

製作中の楽器に
貝装飾を施していく

下書きを元に型を作り
それを貝シートに写し
糸鋸で切り抜く





嵌め込む箇所を
ミニルーターで彫る




嵌め込み完了
検査官は昼寝中

2019年6月28日金曜日

工房の様子 そして小さなアマガエル

これはアマガエルでは
ありません・・

工房の様子
ネックとボディを
接着するための準備

 


工房の回りには
カエルになったばかりの
小さなアマガエルが
あちこちに見られます




このお方は親分・・





来客

2019年6月26日水曜日

ネックとヘッドを接着

製作中の19世紀ギター
ラコート・タイプの
ネックとヘッドを接着していく
画像は仮組みの状態
動画UPしました





膠・ニカワ接着完了


そして、ネックを
所定の長さにカット


同時に進めている
マンドリンのフレット打ち換え
フレットをネコで磨いてみた・・