2021年3月28日日曜日

19世紀ギター ヘッドを作っていく


ラコート・タイプのヘッド
シカモア・メープル材
長さをカットし


ガガリ鋸で縦挽き




続いて、厚みを仕上げ



形を決める


ペグを差し込む穴を開ける

そして所定の角度と
長さでカット



糸鋸盤で挽く

ネックとの接合部の加工


仮納め完了
この後、ネックを削る

2021年3月27日土曜日

ミカンの皮剥き そして裏板加工


ミカンの皮を
頭から尻まで通して剥くと

ヴァイオリンの
f 孔の形になる
ということなので
試してみた・・

納得・・😆

こちらは工房の様子
製作中の19世紀ギター
Laprevotteタイプの裏板
膨らみを彫っているところ

四方反り鉋で成形した後

スクレーパーと
サンドペーパーで仕上げ


そして内側を彫っていく


内側は四方反り鉋で
削ったままで仕上がりとする

側板の接着面を整え

裏板を接着


こちらはLacoteタイプ


2021年3月25日木曜日

工房の様子 ネコの検査官


製作中の19世紀ギター2台
横板をくみ上げたところ

 
以下、猫の検査官の
厳しい検査・・?


ライニングの接着


ライニングを仕上げていく


生反り小刀namazoriは

昨日紹介した
私市円山古墳から
出土しているものに似ている


刃の反りはいろいろあります


こちらは次の作業で使う鑿nomi


スマホを片手に研ぎ上げた
動画をUPしました


使った砥石
左端だけ人造砥石で他は天然砥石
右二枚は仕上げ砥石
左側は京丹波八木乃嶋産の
白巣板ですが、八木乃嶋の白巣板は
たいへん珍しい
右は奥殿okudo産白巣板
上の仕上砥は中山産
八枚層のような嶋模様が入っている
砥石としての性能は絶品


研ぎ上げたノミを使う


そしてレッドギターの響板を接着