2021年4月11日日曜日

ブリッジを作る そして弓月神社

製作中の19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプ
ブリッジを作る
明日ブリッジ接着の予定


夕方、窓に簾sudare 越しの
夕日が・・

こちらは
近所にある弓月神社
鳥居の額には
正一位弓月大明神
と書かれてあります





赤く塗られた鳥居なので
八幡系と思われる

小ぢんまりとした社殿






摂社の一つ神明社

こちらは平峯社

弓月yuzuki神社は日本には
ここ丹波篠山にしかない
祭神は弓月大明神、弓月君
弓月君が祭られている神社は
他には京都太秦uzumasa
にある大酒神社がある
弓月君は日本書紀や
新撰姓氏録に
記載されている渡来人だが
応神天皇と同一人物とする説や
古代イスラエルの
失われた10支族の
ガド族の血を引いている
という説など
謎の多い人物でもある
赤い鳥居なので
八幡系の神社であることは
確かなので応神天皇との
関係は深いことになる
また、この地には
畑hataという地名もあり
秦氏との関係も濃く
ということは秦氏の本拠地
とされる京都の太秦との
関係も濃いということになる
丹波篠山の南に位置する
淡路島は古代イスラエルとの
関係があるようなので
その流れが北上した
ということも考えられる

また、弓月は大月とも関係が
ありそうで、どちらも
もともとは中央アジア
とする説もある
時代は紀元前後とされ
弓月の祖先は大月と一緒に
インドへ入りクシャーナ朝を
創ったとされ
その後
3世紀頃にササン朝ペルシャ
に滅ぼされている
そのときに弓月君は
日本に渡ってきたとする説もある

2021年4月10日土曜日

ラコート・タイプニス塗りにかかる。


製作中の19世紀ギター
Lacoteタイプ
フレット溝を挽いているところ



柔らかいスプルース部分は
黒檀のベースを埋め込み
そこにフレットを入れるので
その加工を行う


これは19世紀のオリジナル
このようになる

そしてセラックニスを
塗っていく



2021年4月7日水曜日

19世紀ギター 縁飾りを入れる


製作中の19世紀ギターの
バインディングを作っていく


ラコート・タイプの
縁飾り嵌め込み部分を
掻き取っているところ

そして接着

こちらは
ラプレヴォット・タイプ



縁飾りの延長


そして接着


2021年4月5日月曜日

名残桜 そして熈代勝覧

工房近くの桜の木
今日の強風でかなり散っています


桜が散り

ユキヤナギが咲く
春が流れていきます・・

こちらは江戸時代
文化二年(1805年)頃に描かれた
熈代勝覧」という絵巻
作者は不明
これはドイツの館の屋根裏部屋で
発見されたということで
世に出たのは1990年代なのでそうです
長大な絵巻で長さ約12.3m
高さは通常の絵巻よりも大きく
約43cmあります
YouTube動画もUPされています

その一部です


そしてこれは描かれている職人
研ぎ師

刃物直し

竹笊takezaru売り

猿回しと吠える犬

茶碗売り

江戸版オープンカフェ