2022年6月3日金曜日

茶入として使えそうな小壺いろいろ



現在の茶道で使われる茶入の元祖とでも言える
漢柿蔕茶入
ayanokakibeta chaire
これは鎌倉時代始め頃の僧
栄西が留学先の宋から持ち帰った茶の種を九州の背振山seburiyamaや博多の聖福寺で栽培し、その増やした種を京都の高山寺に送るときに使われた小壺とされている。後に茶道で使われるようになった茶碗や茶入は元々は中国や朝鮮半島で使われていた日用雑器だったのですが、そこのところに興味を覚えます。

上の茶入れを真似て作られた
現在の茶入
大海daikaiと
呼ばれている形状


これは中国の三彩を
真似て作られた
日本の焼き物、奈良三彩
大きさは上の茶入と
ほぼ同じなので
茶入として
使えないこともない

これもほぼ同じ大きさの陶器
現代のギリシャ製

これはやや大きめなので
茶壺としては使えるか
古代壺のレプリカと思われる
ルオーの絵のような
絵付けが美しい

手許にある茶入いろいろ

2022年6月1日水曜日

サツキ、ドクダミの花 そして花梨材


今年はサツキの花が
少ないかな
と思っていましたが
いつの間にか増えてました

こちらは毎年咲く
八重咲きのドクダミの花


そして八重咲きの群から
2mほど離れた所で
一重のドクダミが咲いている


向こう奥が一重のドクダミ
昨年は二株ほどしか
なかったが
今年はかなり増えている

右が八重咲き
左が一重
これからどうなって
いくのか・・

工房の様子
製作中の根古志形鏡台の
芯柱が出来上がり


擬宝珠giboshiは
市販の真鍮製

2022年5月31日火曜日

欠けた陶器を補修


先端が欠けた壺に
別の陶器の先端を

接着する作戦

瞬間接着剤で接着

参考にした蜂の巣

石の飾り台にもいいかも


2022年5月27日金曜日

子持壺 そして青山二郎


子持壺に12世紀の
ペルシャで作られた
ものがあることを知った

その事とは関係が
あるのか、ないのか・・
手許にある壺や茶入で
子持壺を捏造

ついでに
水浴びをする勾玉

これは今日描いたもの
青山二郎関連の本が
製本の接着剤が脆く
バラバラになったものを
トロ部分だけをまとめて
本にしたもの



こちらは
青山二郎が描いた本歌

2022年5月26日木曜日

壺と蜂の巣 そして茶入の蓋


昨日紹介した改造茶入は

蜂の巣のような形で
惹かれるものがある


これも昨日紹介したもの
フタに付けたウニの殻が
割れてしまったので

アンモナイトの化石を
付けてみた

アンモナイトの表面は
最新の技術でチタンが
コーティングされている

蓋の内部に金箔を貼って
出来上がり