2023年11月14日火曜日

ビウエラ製作 生反り小刀研ぎ

製作中の特注ビウエラ
弦長630mm
横板の高さを所定の高さに
設定しているところ

ライニングを接着
次にライニングを
生反り小刀で削るが
刃先が摩耗しているので

まず研ぎ上げる
中仕上げ研ぎは
京丹波丸尾山産の
内曇(天井巣板)を使う
動画UPしました



最終仕上げは
京都梅ケ畑産黄板

反り具合はこんな感じ
もう少し先端部に反りが欲しい



そして響板を接着


裏板はこんな感じ

こちらはマリアハープ

2023年11月13日月曜日

ボッスとルオーの絵

ボッスが描いた「快楽の園」に
19世紀ギターの裏板を
切り抜いた端材を置いてみた

こちらはルオーの絵のような
絵付けがなされた焼き物
よくぞ作って下さった



ルオーの絵




2023年11月11日土曜日

蛸 クワガタムシ カブトムシ

 

タコのような節と木目の
木材があったのでつい落書き


こちらは水晶で涼むシロクマくん

そしてアルミの板で
作られたクワガタムシと
カブトムシ
よくぞ作って下さった




2023年11月9日木曜日

有元利夫とゴヤ そしてアンリ・ルソー

18世紀のスペインの画家
ゴヤの作品「わら人形」
この絵を見たとき
すぐに有元利夫が描いた

この絵を連想した
1982年に描かれた「ロンド」
この絵は下の4人の人物を描いてから
しばらく放置され
上の藁人形のような人物が
描かれるまで空白期間があったことが
有元利夫自身の文で説明されている
いろいろと想像がふくらむ

因みにこれは有元利夫が
学生の頃描いた作品
ポーズは違うが
人物が宙に浮いている

1975年に描かれた作品
この人物はポーズも
ゴヤが描いた藁人形に似ている

これもそうである

1976年の作品


これはポーズは違うが
有元利夫の特徴とも言える
独特のもの


1976年には
このようなものも描かれている



こちらは奥さんの有元容子さんが
1979年に描いたもの

これは1975年に公開された
「鏡」の一場面
日本公開は1980年
これは偶然と思われます








これはやはりアンリ・ルソーの
「カーニバルの夜」を
連想してしまう


1984年には
このような4人の人物だけが
描かれた作品もある