百万塔の上に木彫りの龍をセット
こちらはカニの居場所
江戸時代後期の狂歌師
大田南畝nanpo(1749〜1823)の随筆集
「仮名世説kanasesetsu」に
三味線の名工・古近江(二代目石村近江ohmi)
のことが書かれている
画像左ぺージ「近江は名を得し三弦師。
他の細工人の及ぶ所にあらず。元は柏屋近江と言いて
鼓tsuzumiの胴打なり。
それより段々工夫して三弦の胴の内へ
一鉋の削りかたを工夫して、是秘する所なり。
この鉋目の妙はいづれの音をも調ぶるなり。
およそ三味線はこの三筋の糸を以て
いづれの調子へもかなふ(叶う)は妙なり。
他の三弦打のこしらへたるは、
一、二、三のさわりの善悪ばかりなり。
古近江が打たる三弦は楽器に合う事妙なり。」
三味線の構造
これは昨年10月に紹介した
これについて
知人がこの本で紹介されている
スカイフィッシュではないか
と教えてくれた
掲載されている
工房の様子
18世紀マンドリンの
背面リブの下拵え
こちらは
18世紀マンドリンと
バロックマンドリンのネック
そして下部ブロックの挽き出し
バロックマンドリンの
下部ブロックの加工
万華鏡アジサイが
だいぶ色付いた
江戸時代中頃の戯作者
山東京伝santoh kyodenの随筆に
掲載されている丸尽文様雛形
説明は 丸尽文様雛形二種
寛文六年印本 新撰雛形に載る所
瓢水子浅井了意ノ序アリ
図中の説明 ぢあかべに(地赤紅)
えと(干支)のまるにひだりまき
説明 同書載る所
右は阜圍(うちした?)と此の雛形と
符合せるをもて そのかみの流行を
しるべし。天和、貞享の比(ころ)の
印本「女重宝記」といふ物の一の巻に
「友禅染の丸づくし 云々」とあり
これも一證(しょう)とすべし
図中の説明 ぢくろべに(地黒紅)
大小のまるにかうし(格子)
江戸時代の着物
内部に貼る予定の友禅和紙
細長いもの二態
工房のアジサイの花に
ベビーアマガエルがいっぱい
素材で珊瑚の飾り台を作った
古い木の塊を眺めていたら
チラと仏様が見えたので
急いで輪郭にノミを入れた
こちらは落書き
古本で手に入れた美術関連の
見開きに白い絵の具がポツポツと
あったので、そこに落書き
その本は画家、島田章三氏の画集
そのなかから
楽器と動物が描かれた作品を紹介
アサガオ初めての色
額アジサイ
万華鏡アジサイ
蜘蛛の巣
工房の様子
研ぎ上げた外丸鑿
使った天然砥石
手前左から中砥∶栃木県産深沢砥
中砥∶福島県産黒媛山青砥
右端は仕上砥∶丸尾山産内曇
黒檀ブリッジの加工