これから製作する
ルネサンスギターと
バロックギター
響板のスプルース鉋がけ
ベトナムの彫刻家
Dinh Duy Tonさんから
提供頂いた坂田春雄寸八
スプルースは
40年以上寝かせたもの
そして裏板の
カーリーメープル削り
右は、これも提供頂いた
碓氷健吾作寸八
どにらも特殊鋼なので
粘りのあるメープル材は
切れが重い
こちらは昔の新潟鉋、初弘
これは切れが軽く、永切れし
仕事が楽
日本画と鉱石
そして隕鉄のコラボ
鉱石山山頂で遠吠えの図
工房裏はまだアサガオが満開
ポポーの木の根元にキノコが
三日後の状態
磨き途中の水晶ジオードと
茎は鹿の角
こちらは
アンモナイト化石
アンモナイトは
綺麗な渦を巻いたものから
様々な変異巻き
そして真っすぐな種類も
存在していた
バキュリテスと
名付けられている
約1億4千万年前〜恐竜絶滅の
約6100万年前まで
生息していたらしい
大きさは10cmほどから
大きなものは2m近い
化石も発見されている
左端は外側の層が
残っているもの
中央は外側の層が剥がれ
縫合線が現れている化石
右端は内部構造が
確認できる化石
生きているときの想像図
ラピスラズリ尽くし
コスモスの花頂き
春に咲かなかったセッコクが
今ごろ咲きだした
アサガオはまだ盛ん
曼珠沙華はそろそろ終わり
唐突ですが
水晶ドームと金属のオケラ
赤と青の石
ルブリョフの絵
磨かれた珪化木
手のひらにピッタリ
海外の化石ショップから
届いたアンモナイト化石
巻き始めのところが
何か不思議
反対面の様子
石というよりも
モルタルのような印象を受ける
反対面をクリーニングすると
不自然な空洞(気泡)を発見
この状態はこちらで成形し
色付けしたもの
向こう側が表で
手前がモルタルのようなものが
塗り付けられていた面
途中の灰色の部分は
色付けしても
色が付かなかったところ
その境のところに
不自然な空洞(気泡)を2ヶ所発見
左側は成形する前は
もっとハッキリ確認できたが
現状では分かりにくい
この部分は明らかに
化石面を型に流し込んで
作られた形跡としか
考えられない
そこに母岩のように
見せかけたモルタル状の
ものを塗り付け偽造
表側を再確認
おそらく、画像のように
赤線で囲んだところは
偽造されている
としか思えない
販売ショップに伝えたら
たいへん驚いて
信頼できる発掘者から
仕入れていたので
まさかこのようなものが
交じっているとは・・
とショックだったようだ
返金すると言われたが
歴史的資料として
手許に置いて置きたい旨を伝え
お断りした
ショップのオーナーは
他の同じような怪しいものは
販売リストから削除すると
返事があった
こういった偽造化石は
三葉虫ではよくあるらしいが
通常巻きのアンモナイトでは
ほとんどないと思う
ここで紹介したような
異常巻きは作りやすいのか
時々見かける
良心的な化石ショップでは
このように補修されたものは
補修有り、ということを
明記し、価格も
何割か安価に設定して
販売されている
こちらは本物の化石だが
いったい何の化石なのだろう
謎
ドーナツのようにも見える