2025年6月9日月曜日

近所で拾った碧玉で勾玉作り

 

近所の河原で拾った碧玉で
勾玉を作る



ダイヤモンドディスクグラインダーで
粗削りをしていたら
内部の割れが露出し欠けたので
(黄色い部分)


ブラックウォルナットの鋸屑と
瞬間接着剤で補修



再度粗削り


細かめのダイヤモンドビットで
粗い削り傷を消していく


次に天然砥石で磨く
これは荒砥

天然仕上砥で磨いているところ


そして孔を開ける
今回はやや大きめなので
両側から開けていく
まずはボール状のダイヤモンドビットで
導き穴を開ける


そして孔開け専用の
ダイヤモンドビットで開けていく

直径3mmのビットで
5分で5mmほど掘り進んだ

約20分で貫通

孔を広げ形を整える


出来上がり




自作の鳥オブジェとコラボ

2025年6月5日木曜日

次の製作に取りかかる

昨日の朝
雲が低い・・

工房周辺は朝霧を受け
しっとりと美しい




工房の様子
特注19世紀ギター
ラコートタイプ  レッドギター
弦長640mmの
製作に取りかかる

響板は40年以上寝かせた
ドイツスプルース

響板の矧付hagitsuke接着

裏板
ヨーロッパ産メープル


そしてポルトガルギター製作
ヘッドにローズウッド板を
貼ったところ
以下、時間を遡って紹介






 

2025年6月1日日曜日

ブリッジピンとストラップピンを作る

 

ブリッジピンを作るための
黒檀材

白蝶貝を入れる準備


白蝶貝を嵌め込む


ブリッジピン出来上がり

パイプの中のアマガエル

そして丹波牛肉石の上にも

牛肉石にガチャポンカエル

三日月模様の石と

満月模様の天然仕上げ砥石

2025年5月30日金曜日

ベンジルアルコール そして石いろいろ

シェラックニスの可塑剤として
ベンジルアルコールを試す

上の画像とは無関係ですが
酒浸りの勾玉

割れた水晶で作った
龍の角


美味しそうなメノウ



割れた陶器を繋いで作った壺
栓は玉製の三星堆風人物像

2025年5月28日水曜日

ナマズ石に付いて 忘備録

 

15年ほど前にHPで紹介した
兵庫県の六甲山ナマズ石
長さ8.6m、幅6.9m、
厚さ(文字が書かれてある面)4.1m、重さ推定500トン
文字を近くで見ると
石膏のようなものを塗りつけて
書かれてありました
古さがどれくらいなのかは
観察だけでは
何とも云えませんが
直感としてはかなり古いものと
思われます

近くで見るとこんな感じです
白い線はかなりしっかりと
定着しています
古墳の壁画のように
密閉された空間にあるもの
でしたら、1500年以上の
時間の経過の後でも残っている
可能性はあるでしょうが
こうして露出している状態
だったら、それほど長くは
残らないのではないでしょうか
ですから、この岩が1995年の
大地震以前、どういう状態で
あったのか知りたいところです
もし、巷間で云われている
ように、弥生時代のもの
だとすれば、地震で
落下するまでは、比較的
外気に触れにくい状態で
あったものと想像できます
たとえば、以前紹介した
福岡県北部の亀山古墳の
石棺内部の朱も
古墳が整備されて、石棺内部が 露出し雨ざらしの状態に
なってからは、数年で
剥落していっているようです
六甲山の「ナマズ石」は
文字が書かれてある面が
立っているので
雨が直接あたることは
なさそうですが、1995年当時と
2000年頃の写真、そして
今の状態を比べてみると
やはり劣化はかなり進んでいる
ような気がします
この文字については
川崎真治氏が詳しく
研究されていて、同じものが
日本各地の他、中国、韓国で
確認されているのだそうです
川崎氏によると、この文字は
風神・エンリルを祭る司祭を
意味するものだということです
ですから、この画像の
曲線で描かれている左側に
薄く見える縦の直線も一つの
文字を構成している
偏のようなもののようです

風神エンリルには
暗喩名があるということで
それは50だそうです

◯が五つで50なのでしょうか

これは神、あるいは天を
意味する文字だということです

これは神奈川県の
比々多神社境内にある
縄文晩期とされる線刻石の
文字だということですが
上の文字によく似ています
これに書かれてある片仮名の「ト」
のような文字は上のナマズ石にも
確認されますが
これはシュメール語で
「メ・祈る」、あるいは
「シブ・巫師」の意味が
あるそうです。これらと同様の
文字が書かれた岩は
日本各地で確認されています