2025年6月11日水曜日

オイル漬け牛骨 そして宗像大社神宝

 

2年ほど煮アマニ油に
漬けておいた牛骨


取り出して1年ほど
乾燥させる
煮アマニ油なので
完全に乾くと接着できる

これは以前作ったものを
ヴィンテージマンドリンの
ナットに加工したもの

そして同じ楽器の
ブリッジサドルに
接着したもの

これは1994年に
接着実験したテストピース
30年経っても
まだまだしっかり
接着されている

話題は変わって
これは2020年に出版された
「神々への美宝」という本
福岡県北部に鎮座する
宗像大社の神宝館に
展示されている8万点の
神宝のなかから100点ほどが
カラー写真で紹介されている
勾玉などの石製品の
表面の質感が手に取るように
観察できるのは驚き

碧玉勾玉

硬玉勾玉

メノウ勾玉

硬玉(ヒスイ)勾玉

碧玉管玉

これらは別の本から
硬玉製勾玉


すごい形


メキシコ出土の
ヒスイ製品

これもメキシコ出土の
翡翠装飾品
日本の勾玉に似ている

メキシコ独特のヒスイ人面像

2025年6月9日月曜日

近所で拾った碧玉で勾玉作り

 

近所の河原で拾った碧玉で
勾玉を作る



ダイヤモンドディスクグラインダーで
粗削りをしていたら
内部の割れが露出し欠けたので
(黄色い部分)


ブラックウォルナットの鋸屑と
瞬間接着剤で補修



再度粗削り


細かめのダイヤモンドビットで
粗い削り傷を消していく


次に天然砥石で磨く
これは荒砥

天然仕上砥で磨いているところ


そして孔を開ける
今回はやや大きめなので
両側から開けていく
まずはボール状のダイヤモンドビットで
導き穴を開ける


そして孔開け専用の
ダイヤモンドビットで開けていく

直径3mmのビットで
5分で5mmほど掘り進んだ

約20分で貫通

孔を広げ形を整える


出来上がり




自作の鳥オブジェとコラボ

2025年6月5日木曜日

次の製作に取りかかる

昨日の朝
雲が低い・・

工房周辺は朝霧を受け
しっとりと美しい




工房の様子
特注19世紀ギター
ラコートタイプ  レッドギター
弦長640mmの
製作に取りかかる

響板は40年以上寝かせた
ドイツスプルース

響板の矧付hagitsuke接着

裏板
ヨーロッパ産メープル


そしてポルトガルギター製作
ヘッドにローズウッド板を
貼ったところ
以下、時間を遡って紹介