ポルトガルギター響板の鉋がけ
天國弘寸二鉋で荒削り
12年ほど寝かせた
ドイツスプルース
材質ほポルトガルギターに
向いていそうなものを選んだ
仕上げ削りは
三代目千代鶴三水銘寸八
裏板のローズウッド
こちらは特注
ラコートタイプの響板
40年ほど寝かせた
ドイツスプルース
紫外線で内部まで変色している
ラコートタイプの裏板メープル
荒削りはスプルースと同じ
古い天國弘銘寸二鉋
仕上げ削りは
古い初弘銘寸八鉋
深い逆目も完全に
止まっている
製作中のポルトガルギター
ネック角度の設定
そして響板と裏板を準備
こちらは古い焼物のタヌキ
足が1カ所欠けていたので
エポキシパテで補修
アクリル絵具で茶色
着物の襟に銀箔を貼ってみた
これも欠けを補修した
土師器 hajiki
色と質感が似ている
木工用パテを使ってみた
乾くと硬さも充分あり
何ら問題なし
ポポーの木に
ビックリするほど大きな花が
一輪だけ咲いている
4月頃咲く通常の花は
直径5cmほどだが
これは10cmもある
実はこれくらいまで育っていて
他に花は一つもない
ポポーは他の木の花粉で
なければ実にならないので
この花は実になることはないが
もし実になったとしたら
これくらいの
大きさになったかも
ChatGPTさんが
描いてくれた
こちらは工房の様子
ポルトガルギターの横板
ローズウッド鉋がけ
ローズウッド特有の
交互に存在する強烈な逆目も
ほぼ止まっている
そしてベンディングアイロンで
曲げる
19世紀ギター
特注ラプレヴォットタイプ
弦長625mm
古典音律フレッティング
出来上がり