映画「国宝」を観に行ってきた
田中泯氏の存在感に圧倒されてしまって
それしか印象に残っていない・・
女形に扮した顔のスクリーン一杯のアップは
写楽の大首絵そっくりでゾッとした
4年前の北斎役でも驚かされたが
今回はそれを上回っていた
観た後、頭の中を過ったミケランジェロの素描や
最晩年の作品ピエタ、それから北斎の美人画などなど
以下・・・
映画「国宝」の一場面
田中泯氏
写楽の大首絵
ミケランジェロの素描
ミケランジェロ最晩年の彫刻
亡くなる前年88歳頃の作品
写楽画
写楽画
北斎画
4年前の映画「北斎」での
北斎役の田中泯氏
映画の原作
吉田修一氏の小説を
併せて読むとさらに面白い
世の中はすでに梅雨が明けたらしい
保護色完璧
トンボ
ようやく万華鏡アジサイが咲いたところ
涼しげな水晶加工品
勾玉と多面体
八寸(刃渡り約24cm)
縦挽き、横挽きどちらも対応
銘は伊ノ助
中屋伊之助か・・
仕事で使う
ポルトガルギター響板力木
縦曲線挽き
そして接着
梅雨時でも工房内の湿度は
こんな感じ
接着作業時はとくに
気を遣っている
裏板
こちらは19世紀ギター
特注ラコートタイプ
ベンディングアイロンで
曲げているところ
独創的な音楽を創り出している
大阪天王寺にある
光傳寺で行われます
7月12日(土)18:00開演
お近くの方ぜひ!
拙作の特注ビウエラも登場予定
ポルトガルギター響板の鉋がけ
天國弘寸二鉋で荒削り
12年ほど寝かせた
ドイツスプルース
材質ほポルトガルギターに
向いていそうなものを選んだ
仕上げ削りは
三代目千代鶴三水銘寸八
裏板のローズウッド
こちらは特注
ラコートタイプの響板
40年ほど寝かせた
ドイツスプルース
紫外線で内部まで変色している
ラコートタイプの裏板メープル
荒削りはスプルースと同じ
古い天國弘銘寸二鉋
仕上げ削りは
古い初弘銘寸八鉋
深い逆目も完全に
止まっている