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2023年11月23日木曜日

紅葉にキラキラ茶碗、ウロコ雲

動画ご覧下さい

紅葉にキラキラ茶碗
そして


ウロコ雲

先日手に入れた本
13世紀から21世紀の

スペインのビウエラと
ギターの製作家が
紹介されたもの
ちょっと目を通したら
ルネサンス時代の楽器とされる
ビウエラは18世紀にも
製作されていて
他にもハープや擦弦楽器の
ヴィオールなども
作っていたようである
以下、そのようなことが
書かれている箇所を紹介

18世紀にもビウエラが
作られている

ダブルコース・ハープは

17世紀の製作家
ホアン・ロペスは
7コースのビウエラも
作っていたようだ

そして同じく17世紀の製作家
フランシスコ・キリノは
5コースのビウエラを作っている



17世紀のギラーミという製作家は
ギルドのメンバーのために
共同購入するウォルナット材の
品質を吟味し
価格交渉をしたことが
記録されている

13世紀の製作家
ハンマーラは
自分で伐採した木材で
作ったリュートで伴奏し
自作の詩と曲を歌うことで
有名だった

また、下段の記録では
16世紀の製作家ハロ
この人はミラノの商人から
ギターの表面板98台分を
98レアルで買ったことが
記されています

こちらの工房の様子
ビウエラのネックとヘッドの加工




2023年11月22日水曜日

工房の様子 そしてイリデッセンス

 工房の様子

マリアハープの装飾

こちらはビウエラのヘッド
窓鋸で製材



両面を仕上げて
ペグ穴を開け
糸鋸盤で切り抜く


断面がキノコ型のフレット
左端は頭幅が1.6mm
中央は1.8mm、右端は2.0mm
これまで1.8mmは手に入らず
2mm幅のものを
打ち延ばして自作していた
ようやく1.8mmが手に入り
ほっとしている






唐突ですが
イリデッセンスというものを
いろいろ紹介した

イリデッセンスは
遊色効果ともいい
光の当たり具合で
発色するものです
自然物としてはアワビ貝
ラブラドライト
アンモナイトの化石などがあり
人工物としては
窯変した焼き物がある
光の当たり具合で
見え方が違ってくるのが
不思議

2023年11月14日火曜日

ビウエラ製作 生反り小刀研ぎ

製作中の特注ビウエラ
弦長630mm
横板の高さを所定の高さに
設定しているところ

ライニングを接着
次にライニングを
生反り小刀で削るが
刃先が摩耗しているので

まず研ぎ上げる
中仕上げ研ぎは
京丹波丸尾山産の
内曇(天井巣板)を使う
動画UPしました



最終仕上げは
京都梅ケ畑産黄板

反り具合はこんな感じ
もう少し先端部に反りが欲しい



そして響板を接着


裏板はこんな感じ

こちらはマリアハープ

2023年11月8日水曜日

工房の様子 そして紅葉

 

陽光を受けるポポーの葉

そしてモミジ

製作中の特注ビウエラの横板
メープル鉋がけ


こちらはマリアハープ

畔挽鋸で装飾のための溝挽き

19世紀ギターのメープル裏板の
挽き残りとボッスの絵
「快楽の園」