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2024年4月29日月曜日

改造縦挽き鋸と改造特殊小刀


18世紀マンドリンの修復
使っている小刀は
古い会津製の特殊鉋の刃で
作ったもの


刃の先端を反り上げている

銘は重春

こちらは
古い両刃鋸の横挽き刃部分を
画像のようにカットして作った

縦挽き専用鋸

ウォルナット材を縦引き




こちらは一尺窓鋸で
楠材を挽いているところ


窓鋸は縦挽きでも威力を
発揮してくれる

窓鋸独特の挽き屑




このように接着
次に製作する18世紀マンドリンの
内型を作る

2024年3月25日月曜日

使い込まれた鉋


窓鋸で桑材を製材




挽き面には

ヒョットコが・・

リサイクルショップで手に入れた
使い込まれた古い鉋


梅ヶ畑菖蒲産蓮華巣板で
研ぎ上げた状態

鋼haganeにグラインダーをかけると
ほとんど火花は飛ばず
研ぎ上げた感じは
青紙スーパーのような
印象を受ける

台を修正

刃口が広かったので

ここも補修

さっそく仕事で使ってみる

柔らかい桂材は
軽快に削ることができ
削り肌も問題なし

そして粘りのある桑材


深い逆目も止まっている

四絃から五絃に改造中の
筑前琵琶の覆手fukuju:bridge
出来上がり

余分を削っていく


際kiwaは会津下駄屋鑿nomi


2024年3月15日金曜日

19世紀ギター製作 ヘッドとネックの加工

 

19世紀ギターのヘッド加工

刃先が複目の縦挽き鋸が
威力を発揮してくれました

銘は中屋定次郎でしょうか
  










そして鉋で厚み出し
荒削りは清忠銘寸二


仕上げ削りは大巖銘寸八


厚みが決まり
糸巻きを収める穴を開ける

穴開け完了

ヘッドを所定の角度と長さにカット

導突鋸が活躍





そしてネックの加工



ガガリ鋸の銘は

ネックの幅を決める
仕上げ削りは大巖寸八
3日前に研いでかなり使ったが
まだまだ切れる


Vジョイント部分の加工

重利銘鑿nomiも活躍

どっしりとした重量感と安定感で
安心して削ることができる