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2024年3月14日木曜日

鉋改造 寸八鉋削り比べ


これは豆平鉋を改造した
隅突き鉋

こちらは内丸鉋を
剣先鉋に改造しているところ



これは先日紹介した端材オブジェ

狛犬のコマッタくんのところへ
置いてみた



19世紀ギターのネックを加工する際に
鉋の削り比べをやってみた

使った鉋は
先日紹介した碓氷健吾作大巌銘寸八
古い会津鉋 重則銘寸八


動画撮影後の刃先
これくらいの削りでは
刃先の変化は
ほとんどありません

大巌銘寸八

重則寸八

初代金井芳蔵寸八

その後、大巌銘寸八で
粘りのある桑材を荒削り


桑材削り後の刃先
刃先はまだまだ健全です

2024年3月5日火曜日

碓氷健吾作大巌銘寸八と重正削り比べ

 

19世紀ギターLaprevotte
の裏板にボコテ材を
試してみようと思う


手前のウォルナット材では
これからサントゥールの撥を作る

厚み減らしの鉋がけで
古い会津鉋、重正寸八で
削り比べをやってみた


大巌寸八の鋼haganeは
青紙スーパー

重正寸八は玉鋼と思われます


深い杢の逆目も止まっています


動画撮影後の刃先
どちらも
ほとんど変化はありません


動画撮影後
サントゥール撥3セット分
6枚削った後の刃先

動画撮影後ではどちらも
刃先の状態はほとんど
変化はありませんでしたが
サントゥール撥3セット分
6枚削った時点ではどちらも
同様に切れが止みかかっていました
刃先は重正の方が摩耗が
激しい感じですが
優れた玉鋼は刃先が摩耗しても
切れてくれます
ウォルナット6枚削った後では
切れは重正の方が軽く
まだまだ使える感じです
大巌もウォルナット削りでは
なかなか頑張ってくれました

2024年2月24日土曜日

重利銘十能鑿を仕事で使う



古い会津刃物、重利銘十能鑿を
仕事で使ってみました



これは重清銘

こちらは重輝銘


刃先が斜めになっているので
木口削りに威力を発揮してくれます











2024年2月21日水曜日

会津刃物 重利銘鑿を研ぎ仕事で使う


先日紹介した古い会津刃物
重利銘の十能鑿 nomi
裏出しをやっていく


動画ご覧下さい
爆音がするので音なしです


裏出し完了
これから裏研ぎ


裏研ぎを終えた状態動画


そして鎬面shinogi-menを
研いでいく
動画UPしました


片十能ノミ、研ぎ上がり
仕事で使うため、耳部分は除去しました


十能のノミ


さっそく仕事で使う




奥の十能鑿は鋼は
グラインダーにかけると
昔の青紙鋼のような火花が飛びます
手前の片十能鑿は
ほとんど火花が飛ばないので
東郷鋼かもしれません

堤章氏の著書「会津の刃物鍛冶」では
十能鑿の鋼haganeには
ヤスキ鋼の白紙1号や
東郷鋼の蓄音機ラベルが
使われていた、と説明されています


19世紀ギターのブロックの荒削り
この後、鉋で仕上げます

そして横板の組み上げ