YouTubeにUPした
小刀の削り比べの画像を紹介しておきます
動画で最初に使った「正宗」銘小刀
鋼は安来鋼・白紙ということです
刃角度は約30度(研ぎ動画はこちら)
刃角度が高い影響か、やや切れは重いものの
切り込みの微妙なコントロールには応えてくれます
小刀の刃角度が30度になると
刃を返して手前に削る際に手首の返りが大きくなるので
手首に負担がかかってしまいます
少しの時間ならば大丈夫ですが
長時間になると手首を傷めることがあるので
私は仕事で使う小刀は27度前後にしています
これは以前紹介した「正宗」銘、安来鋼・青紙の小刀
刃角度23度ほどですが、切れの軽さは
上の正宗とそれほど変わりません
これはスウェーデン鋼の左久作銘
切れは滑らかですが削り具合のコントロールにやや苦労します
刃角度は約26度
最後にこれは主力で使っているもの
切り込みの鋭さと切れの軽さを併せ持ち
微妙なコントロールにも応えてくれる優れものです
刃角度は約28度